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日本:柏崎刈羽の現場から

7月16日、世界最大の原子力発電所である柏崎刈羽原発の変圧器が、その真下を通っているという断層を震源とする大地震により発火し黒煙を上げた。一方、他の原子炉にある燃料貯蔵プールの中では、高さ1メートルの波が1メートル近くある手すりを超えてあふれ微量の放射性物質をふくんだ水が海へ排出された。

Kashiwazaki-Kariwa

社民党の近藤正道は、現場にいち早く駆けつけたうちの一人で、自身の経験に基づいた報告を以下の様にしている(元のエントリーに現地の写真多数あり):

県の出先・柏崎振興局に顔を出し、その後市役所へ。災害対策本部のおかれている市役所は、関係者、市民で大混乱。
そこで16:30、安倍総理がヘリで佐藤池球場へ着き、柏崎原発へ向かうことがわかりました。とっさに、私達も原発へ行こうと決め、原発へ向かい、兎に角、中に入れてもらいました。
原発敷地内へ。
そこで見たもの、波打つ道路、めくれ上がる建物の土台。道路に書かれた白線は曲がりくねる。
すぐ脇が、こんな状態では原発が無傷であるわけはありません。中越地震の時は停止せず、運転を続けた7機。今度は全て停止です。当然です。

東京電力柏崎刈羽原発では、定期点検中の1、5、6号機と、稼働中だった2、3、4、7号機が自動的に緊急停止。
3号機のタービン建屋に隣接した変圧器から火が出ているのを、同社員が発見。約1時間後に消火活動が始まり、消火したという。
つまり、約2時間にわたり黒煙を上げ続けました。
— 石油工場など、通常化学工場などにある、自前常設消防隊は無いということです。ヒドイ。
市の消防隊への連携が遅れ、しかも、当然のことながら地震の交通渋滞で消防車の到着が遅れました。この点は官邸も怒っていたようです。
出火の原因は全て不明。
この消火作業の遅れが、まず批判のマトとなりました。
いずれにしても、地震直後、原発から「火が出、黒煙が上がる」は、我が国地震史上、初めてのことで大変、センセーショナルな絵になりました。

大渋滞の中、武本氏の先導で小道をくぐり抜け、総理が着く、ほんの少し前に原発に入りました。その直後、自民党県議らが待ち受ける中、総理が変圧器の火災現場が見えるところにバスで到着。防災大臣や、関係省庁の関係者も一緒。市長、所長らが出迎え、火災現場を指しながら、説明。
所長は「火災が原子炉建屋内ではないこと」「放射能モレは無いこと」「安全機器に異常は無い」ことを、強調。総理は、ほとんど発言せず、説明を聞きながら、「それは安心しました」などと答え、この間、わずか4〜5分。
その後、総理一行は柏崎市内へ。
マスコミの前で、まず、これをやるために、東京からヘリで来たのです。そして、いの一番に原発に来たのです。それはあのテレビの「黒煙と火」のショッキングシーン。兎に角、総理は危機対応を、しっかりとアピールしたかに見えた。
しかし、それはまもなくひっくり返る。

原発敷地内にもこのような亀裂が。
今回の地震の加速度は設計時の想定を大幅に超えているらしい。

県の出先・柏崎振興局に顔を出し、その後市役所へ。災害対策本部のおかれている市役所は、関係者、市民で大混乱。
そこで16:30、安倍総理がヘリで佐藤池球場へ着き、柏崎原発へ向かうことがわかりました。とっさに、私達も原発へ行こうと決め、原発へ向かい、兎に角、中に入れてもらいました。
原発敷地内へ。
そこで見たもの、波打つ道路、めくれ上がる建物の土台。道路に書かれた白線は曲がりくねる。
すぐ脇が、こんな状態では原発が無傷であるわけはありません。中越地震の時は停止せず、運転を続けた7機。今度は全て停止です。当然です。

検中の1、5、6号機と、稼働中だった2、3、4、7号機が自動的に緊急停止。
3号機のタービン建屋に隣接した変圧器から火が出ているのを、同社員が発見。約1時間後に消火活動が始まり、消火したという。
つまり、約2時間にわたり黒煙を上げ続けました。
— 石油工場など、通常化学工場などにある、自前常設消防隊は無いということです。ヒドイ。
市の消防隊への連携が遅れ、しかも、当然のことながら地震の交通渋滞で消防車の到着が遅れました。この点は官邸も怒っていたようです。
出火の原因は全て不明。
この消火作業の遅れが、まず批判のマトとなりました。
いずれにしても、地震直後、原発から「火が出、黒煙が上がる」は、我が国地震史上、初めてのことで大変、センセーショナルな絵になりました。

大渋滞の中、武本氏の先導で小道をくぐり抜け、総理が着く、ほんの少し前に原発に入りました。その直後、自民党県議らが待ち受ける中、総理が変圧器の火災現場が見えるところにバスで到着。防災大臣や、関係省庁の関係者も一緒。市長、所長らが出迎え、火災現場を指しながら、説明。
所長は「火災が原子炉建屋内ではないこと」「放射能モレは無いこと」「安全機器に異常は無い」ことを、強調。総理は、ほとんど発言せず、説明を聞きながら、「それは安心しました」などと答え、この間、わずか4〜5分。
その後、総理一行は柏崎市内へ。
マスコミの前で、まず、これをやるために、東京からヘリで来たのです。そして、いの一番に原発に来たのです。それはあのテレビの「黒煙と火」のショッキングシーン。兎に角、総理は危機対応を、しっかりとアピールしたかに見えた。
しかし、それはまもなくひっくり返る。

原発敷地内にもこのような亀裂が。
今回の地震の加速度は設計時の想定を大幅に超えているらしい。

ブロガーmataは、政府の対応を鋭く批判している:

この度の地震で伝えられてくる柏崎刈羽原発に関連したニュースを聞いていると信じられない程のずさんで適当なやり方に怒りを通り越して吐き気がしてくる。

そこらの小中学生に仕事を頼んだ方がよっぽどましなのではないかと真剣に思う。
健全な学級会で議論してもらえば必ず割に合わないという結論に辿り着くはずだ。

・情報公開用の観測システムの不具合(わざと止めたと思う)
・外部に漏れた放射能の計算ミス(馬鹿にやらせてはいけない)
・地震観測データの紛失
・その他、まだまだ発覚していない問題と隠蔽された真実

全て致命的で地域住民だけでなく日本全体だけでなく世界中に影響のある最悪の最低レベルの失態だ。
こんな最低な仕事ばかりをしている人達の高収入を支えるために高い電気料金を支払うのはおれの頭の中では残念ながらつじつまが合わない。
自分の良心を殺して嘘をついたり、ばれるのが怖くて十数年も隠していたりそんなことばかりしてよく毎日眠れるものだ。

海に放出している放射性物質を含んだ大量の水や、煙突から放出している放射性物質を含んだ煙は人体に害のないレベルだというが、全く信用できない話だ。
東京電力の社長以下全社員が、その水を飲み煙を吸い込んでほら大丈夫!とやらない限りは絶対に信用しない。
逆に言うとそれをやれば必ず信用するし文句も言わない。

原子力発電所がないと東京で消費する電力を賄えないと言う話はよく聞くが、単に原発を正当化するための詭弁にしか聞こえない。
おれは普通の東京に住んでいる人々は頭を使って柔軟に対応できると思う。少なくとも今年の夏は柏崎刈羽原発は稼働できないだろうから電力不足で困るかどうかを試すいい機会だ。

日本の原発の終了は近いと予想する。
いつ爆発するかわからない性能の悪い原子力発電所という名の核兵器を稼働し続けるのは、電力会社ならびにその関係する産業に関わっていない人々にとって圧倒的に損だ。

原文:Chris Salzberg

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