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アフガニスタンの戦場から

カテゴリー: アフガニスタン, メディア/ジャーナリズム, 戦争・紛争

Frontline Club [1]はロンドンにあるジャーナリスト向けのクラブだ。その創設者VaughanSmithは、アフガニスタンの映像をブログ [2]にアップしている。2007年9月1日、彼は、英国人兵士とアフガン人兵士がタリバンと戦う様子を報道 [3]した。

Vaughanによると

グリーンゾーンとは、アフガニスタン南部ヘルマンド州の南北を貫くヘルマンド川のどちらかの片側地帯のこと。大変な思いをしてやっと当初の作戦地に到着すると、軍が「advance to contact(訳注:敵と接触するための攻撃作戦)と呼ぶ作戦に着手する。午前10時までにタリバンは応戦を開始した。英国人兵士とアフガン人兵士が拠点から拠点へと渡り歩くので、戦闘は一日中断続的に続く。タリバン兵はこちらに向けて発砲し、兵士が到着する前に撤退していることが多い。やつらは逃げ道を確保していて、死傷者を置いていくことはほとんどなかった。

ヘラートはパリではない

Herat Blog [4][Fa]によると、アフガニスタン第3の都市ヘラート [5]は、政府当局者が言うように再建されているところだと多くのアフガン人が信じている。しかし、数年前から何も変わっていないと地元の人びとは話す。このブロガーは地元のジャーナリストであるNaghib Arvinの主張を引用している。

ヘラートはアフガニスタンのパリというべき都市で、再建計画を中止させたいと考える人は多い。が、こうした意見はジョークにすぎない。ヘラート再建を中断させてはだめだ。

このジャーナリストいわく、再建が中断された理由としては、投資と現地の生産者に向けた支援が不足していることがあるという。

アフガン・アクセントをばかにするな!

Mohmmad Kazem Kazemi [6][Fa]は、Charkhaneh [7]シリーズに抗議する手紙をイラン公共放送JameJamに送ったと話す。彼は、アフガン人がペルシア(ファルシ)語を話す際の独特のアクセントをちゃかしているとして、Charkhanehシリーズのプロデューサーを批判した。アフガン人はこれに傷つき、怒りを覚えているという。また、実際にアフガンに住んで、このテレビシリーズのキャラクターのような発音をする人はいないとも付け加えた。

原文:Hamid Tehrani [8]