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台湾:『ラスト、コーション』で愛国的反逆者をめぐる議論

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(ショートリンク)Ethan Huntが彼女のブログ[zh]で書いているように、アン・リー監督作『ラスト、コーション』により台湾において日中戦争(1937-1945)時の「愛国的反逆者」の再評価について議論が起こっている。このブロガーは、龍應台(Lung Ying Tai)と汪榮祖(Wang Yongzu)の台湾人学者二人の間で行われた議論をブログの中でさっと紹介している。龍氏は歴史的記録を読み直し、丁默村(Ding Mocun、映画ではトニー・レオンが演じている)は、中国国民党へ貢献していたからといって死ぬことはなかったと言っている。混乱の時代を生きた「愛国的反逆者」たちへは厳密な判断をするべきだと彼女は提案している。しかし、汪榮祖はそれには反対し、彼女が示した歴史的証拠の信頼性を疑った。

(中国語)

原文:Ip Iam-chong [1]