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中国:韓国人教授 非難浴びる

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Professor Zheng Zaishu

10月31日、中国の各ポータルサイト [1]が以下の様なニュースを発信した:韓国梨花女子大学 [2]の鄭在書教授は、常識に反し、中国の伝説の起源は主に韓国にあったと提言した。彼の学説は、中国の伝説「山海経 [3]」に登場する神々の多くが高句麗 [4]の壁画に描かれていることに基づいたものだ。

サイトではさらにこの文章の下に、端午節 [5]印刷 [6](中国四大発明のひとつ)、そして伝統中国医学 [7]などの起源に関し、2005年から現在までに中国と韓国の間に起きた文化的議論をリストを挙げている。

この学説に対し中国のブログ界はすぐさま抗議を始めた。例えば、163.com [8]では、鄭在書教授を批判するコメントが300件以上 [9]寄せられた。半分以上のコメントが、燐国の中国から文化を盗み自己欺瞞に慰めを求めようとする自己卑下の国として韓国を侮蔑した。多数のネット市民は、韓国人は中国人の子孫であると主張し、教授の考えに反論した。整形手術に関係した比喩を用い広く引用されたコメントでは、韓国を遠慮なく侮辱している。ほとんどの非難が無礼な発言であったため、ある韓国のネット市民(サイトでは場所が表示される)は中国のネット市民に罵りは止めるよう呼びかけたが、すぐに100ページのおよぶディスカッションに飲み込まれてしまった。163.comの調査によると、1960人が韓国は「小さな田舎者の国」と投票した一方で、1244人が「中国人は、他人と言い争うよりも我々の文化を救済したほうが良い」と考えている。

(議論をさらに広がるこことを避けるため、ネット市民のコメントは直接引用していない)

原文:Bob Chen [10]