イラン政府はここ数週間、女性の権利活動家とスーフィームスリムに対する弾圧政策を続けている。数日前には女性権利活動家でジャーナリストのマルヤム・ホセインカーが逮捕され、1週間前にもスーフィー・ムスリム・センターが治安部隊により破壊されている。
標的:女性権利活動家
マルヤム・ホセインカーは女性文化センターのメンバーである。彼女は「百万人署名運動 [1]」の活発なメンバーだ。文化イスラム指導省の命令で女性文化センターのウェブサイトが閉鎖されてからわずか数日後に彼女は逮捕された。
Change for Equality [2]は、11月17日に次の様に書いている:
彼女は土曜日に2時間以上の尋問を受け、そして世論の混乱、反国家プロパガンダ、女性文化センターと百万人署名運動のウェブサイト上で虚偽のニュースを掲載し嘘を流したなどの罪に問われているということを聞かされた。
マルヤム・ホセインカーの逮捕は、増え続けるイラン治安部隊による女性権利活動への嫌がらせが続いていることを象徴していると、Change for Equalityは言っている。
現在までに、このキャンペーンを支持する平和的な活動との関連で40人以上が逮捕されている。
Negarka [3][Fa]は次の様に言っている:
マルヤム・ホセインカーを釈放しろ。彼女は自由、正義、そして彼女の国の栄光のために執筆した勇敢な女性だ。
法学者のFarideh Gheyrat [4][Fa]は、彼女の逮捕は違法であると主張している。ノーベル賞受賞者であるシリン・エバディは彼女の弁護人のひとりだ。
イスラム共和国vsスーフィームスリム
政府が最近標的にしているのは女性権利活動家だけではない。先週、スーフィームスリム(ダルウィーシュ)のセンターが攻撃・破壊去されている。
元改革派イラン副大統領モハンマッド・アリ・アブタヒ [5]は、この様に言っている:
この国が直面している困難な政治的・経済的そして国際的情勢の中で、ボルジェルドでスーフィーとの騒動があり、彼らの礼拝所が壊された。スーフィーは自分たちの礼拝所を守ろうとして反撃を始めた。その間に礼拝所は破壊されてしまった。同様のことがゴムでも起きている。
Azad Nevis [6][Fa]は、政府がスーフィーを弾圧する理由は、彼らのイデオロギーや宗教に関係しているものではないと言っている。イラン政府は、人びとが集まり組織化しリーダーが出るとすぐに抑え込もうとすると、このブロガーは言っている。