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イスラエル:エイズ活動家Jony Jerusalem

カテゴリー: イスラエル, 健康, 同性愛者の権利 (LGBT), 女性/ジェンダー

Jony Jerusalemとは、イスラエルのエイズ活動家のオンラインネームだ。彼はエルサレム在住で、HIVキャリアとなって5年半になる。HIVウィルスについての情報を見付けることの難しさを実感したJonyは、人びとがエイズについての情報や疑問への答えを見付けることができるウェブサイトを立ち上げることにした。

Israelpositive彼はウェブサイトisraelpositive [1]を立ち上げ、この2年間運営してきた。この取り組みに捕捉するため、Jonyは12月1日にHIV感染者のためのソーシャル・ネットワーキング新サイトhivpals [2]を立ち上げた。

Jonyは最新のエントリー [3]で、イスラエルでのエイズキャンペーンに対する失望について書いている:

この問題には本当に心が痛む。特に世界中でエイズデーに向けて、素晴らしいイベント、社会の関心や意識をたかめるカンファレンスなど、どれだけの努力がなされているかを見るとだ。すべて大規模に行われている。2週間前にベルリンへ行ったとき、街中にある広告看板の半分がエイズデーに向けたものだったのには感心した。その上、街の中心のタワーはこの日のためにライトアップされるようになっていた。ベルリン市を挙げてのキャンペーンの一貫として、全ての新聞にはエイズについての情報で溢れていた。世界中には他にもエイズの啓発キャンペーンに何百万ドルとはいかなくても何万ドルも注ぎ込んでいる都市を知っている。

そして私達には、軽い、地域的な小雨だけ。少なくとも正式な機関からはそうだ。

皆さん、私達には意識を高めるための強い一般向けキャンペーンの大雨が必要だ。それなのに、私たちは地域的な小雨だけで満足している。残念なことだ。

原文:Gilad Lotan [4]