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スーダン:テディベア騒動の余波

カテゴリー: サハラ以南アフリカ, スーダン, デジタル・アクティビズム, メディア/ジャーナリズム, 人権, 国際関係, 宗教, 抗議, 政治, 歴史, 芸術・文化, 若者, 行政

驚くほどのことではないが、1か月ほど前、スーダンのブロゴスフィアの主な話題と関心は、メディアから大きな注目を集めたテディベア騒動 [1]だった。

The Sudanese Thinker [2]は、信じがたいと思った。

全てがただ信じられないほど情けない。明らかにこれは単純な罪のない過ちである。あぁ、なんて馬鹿げているのだろう。彼女は、白い肌をしたイギリス人の異教徒で、これは忌々しいシオニストやユダヤ人の陰謀に違いない、そうだろう?そうさ!

・・・確かに今回ほど大きな騒動ではなかったが、この学校が騒動の渦に巻き込まれたのは今回が初めてではない。アル・トラウビが政権を握り、彼のイスラム法が無理やり押し付けられていた90年代当時、この学校は女子の制服を変えるよう圧力を受けた。多くのイスラム教徒が、女の子がスカートをはいたり男の子と混ざったりすることを嫌がった。今は当たり前になっている。

Amjad [2]も同様に批判的で、彼が「馬鹿げている」と言っていることに対し衝撃を受けた:

ただひとこと:これは馬鹿げている。

一体どうやったらイギリス人の教師が、テディベアにムハンマドと名づけることが我々の予言者を侮辱することになると分かるだろうか。しかも23人中20人の生徒がテディベアの名前としてムハンマドと選んだのだから、彼女が名づけたわけではないだろう?

なぜ彼らはテディベアが我々の預言者にちなんで名づけられたと決め込んでいるのだろうか(神のお恵みを、そして平和をお与え下さい)。

本当に馬鹿げている!彼らはこんなことで1月まで学校を閉鎖した。何てことだ。本当に信じられない。

Kizzie, Wholeheartedly-Sudaniya [3]は明らかに心外に思う。

一体どういうこと?!

児童たちがテディベアにムハンマドと命名することを許可したとして、イギリス人の小学校教師が、イスラム教の予言者を侮辱した罪でスーダンで逮捕された。

警察は、54歳のやさしいギボンズさんを逮捕する以外にやることがない!

Black Kush [4]も快く思っていない。イギリス人教師の無事を祈っている。

ギボンズさんが無事であるように。私は、あなたがスーダンの人びとに恨みを持たないことを願う。あなたを陥れた社会のくずは少数の人びとで、全く私たちを代表していない。どうか無事であるように。

Rara Avis [5]も考えを述べている。まったく別の話になるが、スーダンのブロガーPath2Hope現在イギリスに留学している [6]

私は、どれだけ「締め切り」や「課題」という言葉を嫌っていても、学生生活に戻ると何かさわやかな気分になる。あなたがクラスメートや同僚に感じている団結は年齢や人種を超える。そして、それは本当に素晴らしいものである。

原文:SudaneseDrima [7]