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エジプト:Abu Tarika

カテゴリー: 中東・北アフリカ, エジプト, スポーツ, 言論の自由

いつものように、Zeinobia [1]はエジプト社会でのあらゆる出来事を逃さない。今回は、スポーツに注目し、先日ガーナで開催されたアフリカネイションズカップ2008 [2]でのエジプト対スーダンの試合について書いている。彼女のエントリーはエジプトが3-0でスーダンに勝利したことではなく、彼のチームが好きか嫌いかに関係なく、ほとんどのエジプト人の心を掴んだアハリの若いプレーヤーAbu Tarikaについてだ。

Zeinobiaはこう説明する:

私たちのお気に入りサッカープレーヤーAbu Tarikaは2つゴールを決めた。最初のゴールの後、彼は下に着ていた何か書いてあるシャツを見せた。これで彼はイエローカードをもらってしまった。何と書いてあったのか?

『ガザに同情しよう』

Abu Tarikaがこのようなことをしたのは、これが初めてではない。あの有名なデンマークの風刺画騒動 [3]の最中、2006年のアフリカネイションズカップでAbu Tarikaは、「我々は預言者モハメッドのために。PBUH(注:「彼に平安あれ」の意)」という意味の言葉が書かれたシャツを見せて私達を驚かせた。

これは、彼が宗教的かそうでないかという話ではなく、彼がどれだけ自分の意見を表現したいかということだ。彼はもう同じことはできないかもしれないが、少なくとも大切なメッセージを2回伝えることができたのだ。