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聴覚障害啓発週間:様ざまな手話の種類

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多くの聴覚障害者が手話を第一言語、書き言葉を第二言語と考えていることをご存知だろうか。私は知らなかったが、世界中の聴覚障害者コミュニティーのおかげでこのことを知り、これまで知らなかったことについても学んだ。国際聴覚障害啓発週間は、9月の第4週目に開催され、この期間中、私は世界中の聴覚障害コミュニティーからの、もしくは聴覚障害コミュニティーに関する様ざまなビデオを紹介するつもりである。下記に紹介するビデオは、手話で生活する人びとについてもっと知るための良いきっかけになるだろう。

最初のビデオ [1]は、アルゼンチンの「物語を語る手」(Manos Cuenteras)からである。「物語を語る手」は、アルゼンチンの聴覚障害者の日に来場者にアルゼンチンの手話とスペイン語の字幕を使って、聴覚障害の子ども向けの手話の物語の本がもうすぐ発売されると語った。このスペイン語のテレビ映像カット [2]のスレッドでは、鷲の翼に乗ってやハリー・ポッター、ロミオとジュリエットなど多くのベストセラーや古典本をスペイン語の手話に翻訳した人びとの団体を紹介し、ユーチューブのユーザーは、書き言葉が日常会話で使用される言語と非常に異なるため、いかに聴覚障害の人びとにとって書き言葉を読むことが難しいかを説明している。

手話は万国共通ではなく、話し言語とは無関係である。ほとんどの国で独自の手話が使用され、時には、イギリスとアメリカの例で見られるよう、同じ話し言葉を使用しているにも関らず手話は全く異なる場合もある。手話に関するより詳しい情報はこちら [3]このビデオでは [4]、ユーチューブのユーザー、Merfgktが英語で、一般的なアメリカの手話の歴史と聴覚障害者コミュニティーについて簡単に紹介している。