ここ数週間、南部と南東部のイランの都市は砂嵐に襲われた。ブロガーの中にはイランのメディアはこの事件を報道しなかったと語り、自身のブログに映像や写真を載せた者もいる。
Vetanema[fa]は、石油産地のフーゼスタン州 [1]の南部都市、アフワーズ [2]を襲った砂嵐を撮影した:
私は、ハリケーンをグスタフ [3]と名付けるなど、何にでも名前を付けるアメリカ人を真似てみた。私は、この暴風雨をジャセムと呼んでいる。グスタフの時と同様に、4人から8人がこの暴風雨で死亡したようだ。
こちらがその映像だ。
Badahwazi [4]もアフワーズの砂嵐の写真を撮り投稿した。
Zirsigariの写真ブログに砂嵐の写真 [5]がもっと掲載されている。
一方、著名な環境問題専門家のモハンマド・ダルビシュは、スィースターン・バルーチェスターン州 [6]の砂嵐について次のように語っている [7]。
イランのメディアは揃ってグスタフを報道したが、スィースターン・バルーチェスターン州や、特にザホール州で起きた砂嵐に関しては無関心だった。この世界で虐げられているものはあらゆる面で虐げられるようだ。グスタフに関するイランの国営テレビ放送が流した映像の数とザホールまたはクゼスタン州の砂嵐に関する映像の数を比べて欲しい。