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カナダ:先住民女性の失踪と殺人

カテゴリー: 北アメリカ, カナダ, 人権, 先住民, 女性/ジェンダー, 市民メディア, 映画, 民族/人種, 法律

Old woman mask [1]
Tsimshian Mask [2] by get directly down [3]
Women Make Movies [4]は、過去30年間にカナダで起きた500人以上の女性の失踪または殺害について社会に知らせるカナダのドキュメンタリーを紹介している。クリスティーン・ウェルシュ(Christine Welsh)制作の『Finding Dawn(ドーンを探して)』。この映画は、2003から2004年にカナダ最大の連続殺人事件捜査でDNA鑑定で23番めの被害者となったドーン・クレイ(Dawn Crey)にちなんで名づけられた。映画は、ドーンのケースや、カナダの先住民女性の失踪や殺人に対して当局が非行動的であることに関する報告と不満、そしてこのような女性の家族が正義を見出す過程で直面する苦悩に着目している。

この映画のクリップや、その他フェミサイド(女性の殺人)に関する情報は、ウェブサイトCitizen Shiftの記録 [5]で見ることができる。『Finding Dawn』からの最初のクリップ [6]では、バンクーバーのドーン・クレイの事件を紹介している:

2つ目のビデオ [7]は、多くの街をつなぐ寂しい道路イエロー・ハイウェイを紹介している。この道路で多くの女性が失踪したり殺されたりしてきたために、「涙のハイウェイ(Highway of Tears)」として知られるようになった。

最後の3つめ [8]のクリップでは、ドリーン・ケイ・ボセ(Doleen Kay Bosse)に焦点を当てている。彼女の家族は、なぜ当局は行方不明の先住民女性の報告を真剣に受け止めてこなかったのか疑問に思い、何年間も彼女の失踪の説明を求めてきた。