パレスチナ:イスラエル、地上戦突入

1月3日夜、イスラエルはガザ地区に地上軍と装甲車を進攻させた

アル・アズハル大学で英語を教えているSaid Abdelwahed教授は、その日はやくにMoments in Gazaへエントリを投稿している。

今のところ、私は無事だ。私のいる地区でここ10分間に9回空爆があって、最悪の事態が予想される。朝3時から4時の間に、ガザ市内では標的への攻撃が3回あった。イスラエルの海軍艦艇からの攻撃があったのは言うまでもない。地元の漁船もその場で10隻以上燃やした!午後には、イスラエルのラジオがガザ地区で35か所が標的になっていると言っていた。その中には、ガザ市の南部と東部を結ぶ橋や、ラファのガザ空港も含まれていた。状況は悪くなるばかり。地上戦は目前まで迫っているようだ。

今は、電気や水が通っていない。ディーゼルも底をついてきた。出かけることもできない。私たちは1日目からずっと家の中にいる(今までで8日間)。

皆さんに神のご加護がありますように。

彼はその後、攻撃開始直後に素早く更新することができた。

数分だけ書く。9機のF16がガザで標的の攻撃を行った。砲兵隊がガザ地区東部に向けて30キロにわたって農業用地を砲撃した。そして、何回かの空爆が続いた。モスクや家、アル・レサラ紙の事務所が狙われた。数分前、ベイト・ラヒアでマグレブ(日没)の礼拝をしていた男性11人が、モスクへの爆撃で死亡した。その中には、アル=サクサ・テレビの記者もいた。電気もない。水もない。街には生気もない。正式な発表では、460人の死亡と2,300人の負傷が確認された。携帯電話は使えない。固定電話はほとんどつながらない。ガザは幽霊の街になってしまった。戦車2台とブルドーザー1台で、地上戦は進行中だ。

Raising Yousuf and Noorのブロガーで、現在アメリカにいるLaila El-Haddadは、ニュースが出た直後にガザにいる彼女の父親と話した:

デモから戻ってきたばかりだった…家を出る前に父が電話で、地上戦が目前まで迫っていること、そして近くのモスクが爆撃で破壊され11人の一般市民が死んだということを知らせてきた。

たった今、地上侵攻が開始されたと父が教えてくれた。皆、身構えている。

父は、イスラエルが3つのJAWAL(携帯電話会社)センターを破壊したので、彼自信のものも含めて携帯電話は使えない状態だけど、家の電話は使えると言っていた。

彼は、ガザ市でいとこの家の裏にあった建物が破壊され、物凄い勢いで燃えていると言った。建物には孤児院があった。

母は隠さない…彼らは怯えている。

閃光弾や焼夷弾が撃たれて空が照らされる。爆撃で破壊された建物の写真の上に書かれたプロパガンダのチラシには、ガザの住民に対して、彼らはハマスを選び、ハマスは彼らを見捨てる、そしてハマスは彼らを悲劇へと導くとあり、自分たちの運命を自分で担うように、そしてそこにある電話番号かEメールに内報するよう呼びかけている。さらには「秘密に」連絡するようにとの注意書きがある(教えてくれてありがとう)。イスラエルは、アル=アクサ・テレビでも放送している。

ガザの街はコール(中東の女性が使う黒いアイシャドー)のように暗いと父は言う。

Laila El-HaddadのTwitterは www.twitter.com/Gazamom でフォローできる。

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