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イラン:抗議の中のアート

カテゴリー: 中東・北アフリカ, イラン, デジタル・アクティビズム, 抗議, 政治, 芸術・文化, 行政, 言論の自由, 選挙

ネット上のブロガーや市民アーティストが、デザインや風刺画を描き、6月12日に行われた大統領選挙 [1]の結果を受けて起き、止むことないイランでの抗議運動に、アート的な色を添えている。

結果の取り消しを求める抗議行動が続く中、抗議に参加した市民に対する政府の弾圧も続いている。その一方で、市民メディアのおかげで、スローガンや抗議での犠牲者について世界中に伝えられている。

ブロガーでデザイナー、そして漫画家のLego Fish [2]の作品:
 

オランダに拠点を置き、イランでの危機について市民メディアと主流メディア両方のニュースを掲載しているウェブサイトVoteFor Iran [3]の作品:

ネット上で有名な漫画家でブロガーのNik Ahang Kosar [4]の作品。この風刺画では、抗議行動で射殺された若い女性ネダさんが、死んだ天使として描かれ、殺した者が「お前が悪い!」と言っている:

こちらは、FacebookのAsla [5]が制作したネダさん:

最後は、イラクの街角で市民によって配られているという絵。「神は偉大——嘘は悪、銃は悪、そして銃弾も悪」と書かれている: