10月15日は、世界中のブロガーが一斉に気候変動についてブログを書くという、ウェブ上で行われる世界最大規模の社会変化イベント「ブログ・アクション・デー」だ。
ブログ・アクション・デーは、世界中のブロガーが同じ日に同じ問題についてブログを投稿することで結束するという、毎年行われるイベント。世界が直面している重大な問題についての関心を高め、グローバルな会話を促そうというのが、この世界的デモンストレーションの目的だ。
Robin Beckがオフィシャルブログに、ブログ・アクション・デー2009のトピックを発表している:
ブログ・アクション・デー2009のトピックは、気候変動です。
何千人もの人びとが投票してくれました。ちょうど各国のリーダーたちがこの危機への継続的な解決策に合意するため、12月にコペンハーゲンに集まる準備をしているのと時を同じくして、私たちは世界気候変動についての会話に新しい広がりをもたらします。
ブログ・アクション・デーは、2007年、コリス&サイアン・タイードがEnvatoのチームの支援を受けて始められた。初めての年、発起人らは2万人以上のブロガーに、1日を環境問題についてブログを書くことにあてるよう呼びかけた。翌年の2008年には、貧困問題を取り上げ、ブロガーが個人的な見解や解決方のアイディアを共有した。
今年の題は気候変動。2009年12月にデンマークで行われるCOP15国連会議にさきがけて、議論やオンライン・キャンペーンを開始するいい機会だ。
10月15日のブログ・アクション・デーは、ブログやオンライン雑誌などで、誰でも参加できる。気候変動というテーマに沿ったものであれば、一人が投稿できる数に制限はない。オックスファム、Avaaz、TckTckTck、グリーンピース、アムネスティ・インターナショナルなどの団体が、ブログ・アクション・デーに協賛している。
グローバル・ボイスは、ブログ・アクション・デーのオフィシャル・パートナーとして、世界中のブロガーに登録・サポートを呼びかける。10月15日には、世界中のブロガーが彼らの住んでいる場所での気候変動や環境についてどんなことを書いているのか、リンクし翻訳する。