この記事はハイチ地震(2010)の一部です。
1月12日にハイチで起きたM7.0の地震を受け、被災地では、瓦礫の下から生存者を引っ張り出したり、避難する場所や医療援助を提供したり、ブログ・Twitter・携帯メール・ビデオを通じて現地の情報を伝えるなど、人々はお互いを助け合っている。
ハイチ南西部の都市レカイでは、Global Orphan ProjectのLouis St. Germain氏がビデオ撮影をして、YouTubeにアップしたり各種マスメディアに提供している。世界が首都ポルトープランスの被害に注目するなかで、同様に大規模な被害を受けた南ハイチの状況を伝えている。
ジャクメル市の映画学校Cine Insituteでは、学生・スタッフは一揆団結し、ビデオ制作と報道を通してジャクメル市が受けた被害や市民の状況を発信している。こちらは、Fritzner Simeus氏が制作したものだ:
次の「Priere by Manassena Cesar」も同じくCine Instituteが制作したもので、被害者への祈りをとらえている:
PierreCote氏はカナダにいるにも関わらず、俊敏かつ継続的にビデオ・チャンネルとTwitterを駆使することによって、情報を提供している。彼は翻訳者を募り、集めた情報をフランス語・スペイン語・英語に翻訳すると同時に、ハイチにいる人々をインタビューし、直で見たことや救済活動の支援要請を発信している。今朝起きたことの例としては、ハイチにいるMultilink社のジェネラル・マネージャーPaolo Chilosi氏が、現地でのネット環境を維持するために、Cisco社のシステム・エンジニアに対して、4日間ハイチに出向きネットワークの構築支援を依頼するためにSkype会議をリクエストした。そのSkype会議を録画し、YouTubeに投稿されたビデオだ:
ハイチでの状況を発信している市民ジャーナリストを知っている場合、彼らの活動の周知のために、下のコメント欄で情報を共有したり、みなさんのソーシャル・ネットワークで発信してください。よろしくお願いします。
ハイチの地震に関するGlobal Voicesの特集ページはこちらです。
この記事はハイチ地震(2010)の一部です。