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シンガポール:聴覚障害が発覚した教育者への招待を政府が取り下げ

「スーザン・エリオットは、30年にわたり何千もの学生を教えてきた。彼女は秀才かつユーモア溢れる人物だ。」とアンソニー・ミュラン氏はTeacher Magazineのウェブサイトで語る。「彼女は主に社会学と歴史学を教えており、聴覚障害のある学生を含め全ての学生を同じ教室で教えている。通常の学生と聴覚障害のある学生を同じクラスで教えることのできる彼女の才能は、教育という術をめた証である。」

彼女への評価は非常に高く、シンガポールの教育省は今年9月にシンガポールで開催される教職員会議に彼女を招待した。しかし教育省は、エリオット氏が聴覚障害であることを知ると、彼女への招待状を取り下げた。

ミュラン氏よると、教育省の招待状取り下げは「誤解」よるものだという。「今回のいわゆる「発覚」とそれを受けての(招待の)取り下げは誠意のない行為である。なぜならシンガポールの教育関係者はみな、スーザンが聴覚障害者であることをはじめから知っていたのだから」と、ミュラン氏は言っている。彼の記事はインターネットやFacebook上で広く読まれている。

教育省の決断はブログで話題となり、多くのブロガーが教育省の決断を非難した。

シンガポールで人気のブロガー、ブラウン氏は教育省を激しく非難した。彼は次のように語っている

彼女を既に招待したのなら、招待すればいいじゃないか。彼女がテロリストだとか国の安全を脅かすような存在でない限り、なぜ招待状を取り下げ必要があるのか。それに、もし教育省が本当に彼女が聴覚障害であったことを理由に招待状を取り下げたとすれば、それはとんでもない事実だ!この恥知らず!世界中がこのことをあざ笑うだろう。

シンガポールのブロガー、カラン・タムは、教育省の決断が学生や世界に与えたメッセージに懸念を抱いてる

今回の事件は、生徒や世界に対して必要なメッセージを発信したと思う。スーザン・エリオットは、もっと大きな評価に値し、われわれ学生もまたそれ以上のものを望んでいる。今回の教育省の行為は、恥としかいいようがない。教育省は、われわれに納得のいく説明をする責任がある。

教育省は、シンガポールのアドボカシー・ジャーナリズムブログ、The Online Citizenが教育省の決断に関して質問した後、エリオット氏を再び会議に招待した。

今回の事件に関するThe Online Citizenからの質問に対し教育省は、「スーザン・エリオット氏への招待状の取り下げは我われの間違い」であり、「通訳や彼女のプロとしての経験に対する我われの認識の誤り」によるものであったことを認めた。

教育省は、9月に開催される会議の運営委員会議長が直々にエリオット氏を訪問し、教育省の謝意を伝えたと語った。「我われは、決断をする前にこのようなことを明確にしておくべきだった」と、教育省はThe Online Citizenとのインタビューで語っている。「エリオット氏は我われの謝意を受け入れ、運営委員会は彼女が9月の教職員会議に出席することを喜んでいる。我われは、会議での彼女の活躍に期待している。」と教育省は述べた。

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