記事 from 1月, 2011
インドネシア:ブラックベリー、規制の危機
インドネシアの通信情報技術相であるTifatul Sembiringは、自身のツイッタ―アカウントを通し、ブラウザに性的な画像を遮断するフィルターをかけよとの政府の要求に非同調的だとして、ブラックベリーの製造元であるリサーチ・イン・モーション社(RIM)を訴えた。もしRIMがこの要求に1月21日までに応じなければ、政府はブラックベリーのブラウザをブロックするだろうとのことを付け加えた。
チュニジア:抗議の叫びが世界中に響き渡る
ここ二週間に渡り、政治的腐敗と失業の多さに抗議してきたチュニジア人の叫びが、ウェブ上で勢いを増している。世界中のネット市民達が、彼らの味方となり、その叫びに同意を示しているのだ。
チュニジア:失業中の男の自殺未遂が暴動に火をつける
失業中のチュニジア人が仕事のない現状への抗議として焼身自殺を図った事件が、現地に暴動の波を、ソーシャルネットワーク上に連帯と支持を広げている。
マレーシア:首相、ツイッターで質問に答える
マレーシアのNajib Razak大統領は、先火曜日の午後4時半から午後6時までの間にハッシュタグ#tanyanaji(マレー語で「Najibに訊け」)を付けてツイッターへ投稿された質問に回答するとの声明を、自身のツイッターアカウント上で公表した。
チュニジア:喜ばしいベンアリ政権の終焉
4週間にわたる国民の抗議運動の末、チュニジアのザイン・アル=アービディーン・ベン=アリー大統領が金曜に出国し、23年の政権に終止符を打った。政府当局は非常事態を宣言し、モハメド・ガンヌーシ首相が暫定大統領として就任することを同氏が国営テレビで発表した。これらは首都チュニスの中心街における抗議者と機動隊の間の激しい衝突の後のことである。そもそも事態はベンアリ氏が2014年の満期終了後、辞任する旨を発表した後に発展した。暴動はシディブジッドの中心街からはじまり、他の地方、そして首都チュニスまで広がりながら数週間続き、ベンアリ氏は国外に追いやられた。Twitterやブログ上では数多くの反応が見られる。
COP16:若手トラッカーの結論
Adopt a Negotiator Project に関わる若手の“トラッカー”は国連気候変動会議の会期中にブログをつづってきた。メキシコのカンクンで開かれたCOP16での出来事についての彼らの最終的な意見と考えをこれから紹介する。
アラブ世界: チュニジアに続く国は?
ザイン・アル=アービディーン・ベン=アリー大統領を国外逃亡に追い込んだ事件が起きてからというもの、アラブ世界中のネット市民たちは「次はわが身か」と自問している。
チュニジア:GV寄稿者Slim Amamou逮捕される
活動家でGV Advocacyの寄稿者のblogger Slim Amamou氏が、1月6日午後1時ごろ逮捕された。現在の時点では、彼の友人や同僚も彼からの知らせを受けておらず、彼の逮捕をめぐる正確な状況は分かっていない。彼は車の点検が終わった後、職場へ向かった。
メキシコ:三賢王のケーキの祝日
メキシコ人の間では一般的な伝統として、1月6日には家族で集まり「Rosca de Reyes」(「王様のケーキ」と訳される)と呼ばれる特別なケーキを食べる。この伝統とその意味や祝い方について、何人かのブロガーが記事を書いている。
タイ:反政府赤シャツ隊、再び集結
タイの反政府赤シャツ隊は、数千人のメンバーをバンコクの中心部に集結させ、政府のさらなる民主化を引き続き強く要求した。警察は参加者の数を3万人と見積もったが、集会の幹部によると6万人が通りに集まったという。