See all those languages up there? We translate Global Voices stories to make the world's citizen media available to everyone.

エジプト政府、継続中のデモに対抗してウェブサイトを遮断、活動家を逮捕 – インターネットセキュリティー知識の必要性

この記事は、ゲストの国際活動家、Electronic Frontier FoundationのEva Galperinによる投稿です。

イランやチュニジアで見てきたように、ソーシャルネットワークのツールは、権威主義国の活動家達に強い、国外にも届く発言権を与えた。しかし、同じソーシャルネットワークのツールは、政府が活動家を割り出し、裁くことも可能にしている。エジプトでも今週このような事例があった。だからこそ、全ての活動家は、エジプトであろうとどこであろうと、自身の匿名性と表現の自由を守るために十分警戒しなくてはいけない。今週のエジプトのデモはもう一つ大事な点を強調した:独裁政権はソーシャルネットワークを遮断したが、それでも諦めないテクノロジーに詳しい活動家達は、検閲をくぐり抜け、世界の人々とコミュニケートする方法を見つけている。

エジプト抗議者を弾圧しようとする試みで、エジプト・ムバラク政権は断続的にウェブサイトをブロックし、ブロガー、ジャーナリスト、反政府の人々を逮捕した。チュニジアの時のように、エジプトの抗議者は国外の人々に伝えるため、また国内の人々と連絡を取り合うために、ソーシャルメディアウェブサイトを多用した。エジプト政府がツイッターをブロックしたにも関わらず、スエズとカイロの抗議者のツイートには、抗議活動、警察の行動、死亡者や怪我人に関する情報、Twitpicの写真のリンク、YouTubeの映像などの最新情報が投稿されている。抗議者側の企業は今のところコミュニケーションに問題はない。カイロのタハリール広場の抗議者達が、携帯電話サービスの停止に追い込まれた時、近くの住民達が自宅の無線LANを立ち上げ、抗議者達にインターネットを提供したという報告がある。

デモ一日目に、エジプト政府はツイッター、Bambuser(スウェーデンのウェブサイトでライブ映像を携帯電話から配信することができる)などのウェブサイトを遮断した。2日目には、政府によるツイッターの遮断はまばらで断続的なものだったが、FacebookやYouTubeも遮断されたことが報告されている。エジプト政府が今後も遮断するウェブサイトを増やしていくかは不明である。チュニジア革命では黙っていたアメリカのヒラリー・クリントン国務長官でさえ、ムバラク政権に対し、表現の自由を尊重し、「ソーシャルメディアを含むコミュニケーションを遮断しない」よう要求した。

ムバラク政権の沈黙と検閲という恥ずべき行為のもう一つの危険な点は、ブロガー、ジャーナリスト、活動家の逮捕と監禁である。 ジャーナリスト保護委員会は、エジプト政府が少なくとも2つの独立ニュースウェブサイト、Al-DustourEl-Badilを遮断したと報告した。警察はアルジャジーラの特派員、Mustafa Kafifiとガーディアン紙報道記者のJack Shenkerを殴った。Shenkerはこの事件を録音しており、掲載している。警察はデモを撮影したカメラマンや携帯でデモの映像を撮った見物人達も攻撃した。

ブロガーの逮捕はエジプトでは珍しくない。エジプトのブロガー、Kareem Amerは2007年に、「宗教を侮辱し、大統領を中傷した」罪で禁固4年の刑を受けた。ウェブフォーラムを立ち上げたKarim Al-Bukheiriは2009年に逮捕され、拷問を受け、絶えず政府の監視下に置かれることになった。去年のイスラム人権基金によると、エジプトの治安部隊が、「ブロガー、弁護士、人権擁護活動家を含む29人の活動家」を逮捕したという報告がある。私達の懸念は明らかである。それは、デモがおさまったら、ムバラク政権は報復と弾圧に着手し、今までウェブ上でデモについて語っていたブロガーや活動家を逮捕し攻撃するかもしれない、ということだ。他国ではもっと厳しい。イランでは二人の反対派活動家が、グリーン革命の写真や映像を撮りウェブ上に掲載した罪で、今週絞首刑になった。

このような危険の可能性を考えると、 エジプトの抗議者達はオンライン上でコミュケーションを取るときに、安全策をとることが不可欠である。繰り返し言うが、ソーシャルネットワークのツールは活動家に強い、エジプト外にも届く声を与えた。しかし活動家は政府が同じツールを使って人を割り出し、復讐しかねないということも覚えておかなくてはならない。政治活動家達がエジプトや他の権威主義国で匿名性と表現の自由を維持しつつ、どのようにテクノロジーを守備的に利用すべきか、我々の捜査自己防衛レポートを参照して頂きたい。

コメントする

Authors, please ログイン »

コメントのシェア・ガイドライン

  • Twitterやfacebookなどにログインし、アイコンを押して投稿すると、コメントをシェアできます. コメントはすべて管理者が内容の確認を行います. 同じコメントを複数回投稿すると、スパムと認識されることがあります.
  • 他の方には敬意を持って接してください。. 差別発言、猥褻用語、個人攻撃を含んだコメントは投稿できません。.