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オーストラリア: 炭素税に対する「ティーパーティ」的運動

夜明けの風力発電地帯。南オーストラリア州ミリセント。写真/Bush Philosopher - Dave Clarke(Flickrユーザ、CC BY-NC-ND 2.0)

夜明けの風力発電地帯。南オーストラリア州ミリセント。写真/Bush Philosopher – Dave Clarke(Flickrユーザ、CC BY-NC-ND 2.0)

もしオーストラリアブログ界の兆候が正しいとすれば、次の総選挙は炭素税(気候税)をめぐる国民投票になるだろう。この問題は既に意地の悪い個人攻撃にまで発展している。

ジュリア・ギラード首相は、オーストラリアでの炭素税導入計画を巡る論争で強気に出たことから、今朝のリスナー参加型ラジオ番組で激しい反発にあった。

ギラード氏は昨日、炭素税は2012年7月から導入と発表。だが炭素の価格には触れず、排出権取引プログラムが本格的に稼働する日程も明確にしなかった。
ギラード氏、炭素論争で強気に

Australian Climate MadnessのSimonは気候変動対策には反対の立場だ。2010年選挙での公約を破ったことに焦点を当て、首相を嘘つきだと非難した。

気候変狂オブ・ザ・イヤーだ。選挙前、オーストラリア国民に対し「炭素税は導入しない」と嘘をついたジュリア・ギラードは今日、まさにその炭素税を炭素価格の一部にすると発表した。当ブログの読者は分かると思うが、炭素に価格をつけたところで環境には全くもって何の影響も無い。単純にオーストラリアの生活水準と経済にダメージを与えるだけだ。別の言い方をすれば、ギラードが頼りにしている緑の党の過激派を満足させるために計画された、無意味なパフォーマンスにすぎない。

アボット:炭素税に対抗する「市民の反乱」

Embrace AustraliaのRobert Pearceは地球温暖化に対して全く異なる見方をしており、行動の必要性を訴えた。

炭素税とともに上昇するコストにもかかわらず、野党党首アボット氏が長期的には炭素ベースの税制が必要になると考えているのは明らかなようだ。それは低炭素の未来に向かって経済の舵取りをし、その未来に向かって進む者に報奨を与え、地球の未来を軽視する者に罰を与えるという目的のためだ。

ギラード氏、炭素税の提案で集中砲火

以前、南アフリカ国民だったOzzie Saffaは自身のブログを次のように表現する。「南アフリカへの賛辞、アメリカとヨーロッパの凋落、人種関連、オーストラリアの未来、世界イスラム化運動、そして地球温暖化の茶番劇」
炭素税への攻撃は、バラク・オバマ氏に対するティーパーティ運動の発言を彷彿とさせる。

オーストラリアは怒っている。オーストラリアは、何も分かっていない社会主義者、労働党政府が、国の体力をとことんまで奪おうとしていることに怒っている。

…どう見たって、金持ちや中流階級(非生活保護受給者)から奪って、貧乏の、すでに生活保護をチューチュー吸っているような奴らにばらまくだけじゃないか。典型的社会主義の基本の「き」だ。
ジュリア・ギラードの炭素税は裏切りだ

Gary Sauer-ThompsonはPublic Opinionで、この話が政治問題化されていることを嘆いている。

今回の合意によって気候変動に対するオーストラリアの貢献度が目減りするのか、それとも、またまた排出量取引の問題を先送りするための政治的取引なのかは、まだはっきりしていない。現段階では、私の考えは政治的取引のシナリオに傾いている。ただし、逆の兆候が現れるまでは。

今国会での論争は、政策でも、証拠でも、科学についてでもなく、政治的なものに終始するだろう。連立政府、多量排出事業者、鉱業業界、そして保守メディアによる乱闘だ。
オーストラリア労働党、気候変動法案を巡り敢然と立ち向かう?

Grog’s Gamut、またはGreg Jerichoは、各党首の政治的立ち位置を詳細に分析した。

今の政治世代で最大の論争が今日、幕を開ける。アボット氏もギラード氏も議論は得意だ。アボット氏にとって問題は、これまでの6ヶ月間、ギラード氏にとって争うものが全く無かったらしいことだ。だが今は違う。ギラード氏は記者会見でも自身満々に映ったし、国会での論争を心待ちにしているようにも見えた。

ギラード氏が首相になった日、彼女がアボット氏に向かって言った一言。「ゲーム開始よ」

まさに今がその時だ。

密かに…アボット氏、怒った男達の歌を歌う。ギラード氏が首相官邸の主人に。

イスラム教徒の批評サイトRightjabも今回の発表に激怒している。

こんなことをしたって地球の温度にはなんの変化も無いだろう。政府は我々の生活のすべてを支配することになる。

オーウェル風、全体主義オーストラリア

On economics, politics & other thingsのHarry Clarkeは今回の発表について慎重に支持し、感情的な反応は控えた。

オーストラリア政府が来年7月に炭素税のようなものを導入すると聞いて嬉しく思っている。税の規模はまだ発表に至っていないが、二酸化炭素1トンあたり26ドルというのが一般的な予想だ。そして3年から5年後に排出量取引が実施に移される。Peter Martinがわずかではあるが計画されている価格情報を提供している。オーストラリアの炭素価格については前に進んだり立ち止まったりを繰り返してきて、私としてはいささか慎重になってしまうが、確かにここ数年で一番良いニュースだ。どこかで読んだところによると、トニー・アボット氏は今は今回の方策に反対する立場だが、次回選挙で多数を獲得した場合にこの方策を白紙に戻すとは言っていない。理由は簡単で、自由党は気候変動に関して、信用のおける政策と呼べるものは持ち合わせていないのだ。ジュリア・ギラード氏と労働党は、オーストラリア国民に対して今回の方策を売り込む課題に直面している。
オーストラリアにとっての炭素価格

Café Whispersは私も時々投稿するグループブログだ。Naskingは野党党首トニー・アボット氏に対する批判をぶちまけた。

このブロガーにとってアボットは、時には幼児程度の道徳観しか持たない、ただ注目を集めたいだけの人に映っているようだ。アボットは山ほどの戯言を吐き、(小説Blott on the Landscapeで敵役の計画をことごとく台なしにした)ブロットのように、必死になって策略を企てる後ろ向きのつまらない奴で、公共利益のために改革を望む人々にとっては有刺鉄線付きのハードルのようなものだ。恐怖を利用し、賛辞を得たい特定の人にしか意味の通じない表現を使い、何に対しても反対し、卑怯な物言いで妨害しようとするアボットのやり方のせいで、連立政府はひどく分裂してしまった。

アボット氏のチャーチルを真似たような誇大表現ををあざ笑うものは多くいるが、Naskingもそのひとり。

「我々は毎月、毎日、毎時間、毎分、毎秒、戦っていく」

(鏡の前でチャーチルごっこをしていないときは、ビーチでケンカしているか、ステロイド狂いみたいに自転車を漕いでいるかだ)

アボットの戯言は続く

保守派、中道右派、自由主義の考えを持ち、活動するオーストラリア人のトップコミュニティ、Menzies Houseは、別の有名な保守派首相、自由党のRobert Menzies卿から名前を取って名付けられた。Menzies Houseはキャンペーンを強化するため、新たにオンラインで告知を始めた。

Menzies Houseはここに、最新プロジェクトをアナウス(annouce)します。www.StopGillardsCarbonTax.com

この炭素税を使って、ギラードとブラウンの連立政権は臆面も無く現金に飛びつこうとしているに過ぎない、というのは分かりきっている。環境のために良いことは全くなく、オーストラリアの家庭と企業を著しく傷つけるだけだ。

経済にダメージを与え、職を奪い、家庭に対して何百ドルも余計に税金を払わせることになるだろう。

Menzies House新プロジェクト:ギラードの炭素税を阻止せよ

クイーンズ・イングリッシュを愛したRobert Menziesが「アナウス (annouce)」というタイプミスを見たら、どう思うだろう。

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