記事 from 4月, 2011
東南アジア:「無神経」日本ネタを謝罪するメディア
シンガポールのMediaCorp、タイのThe Nation、マレーシアのBerita Harianはこれらの国を代表するメディアだが、いずれも日本の大地震や津波について「配慮に欠ける」記事を掲載したため、公に謝罪する事態に追い込まれた。
台湾:蘭島における放射性廃棄物問題
台湾原子力委員会は1974年、蘭島に放射性廃棄物を保管することを決めた。そこには達悟族が代々住んでいる。あれから20年以上がたち、放射性廃棄物を収めた容器が、さびのために腐食してきたが、だれもこの問題に対処する用意ができていないようだ。
中国: 真の友好国はいない?
近年、中国は世界中の反自由主義的政権との同盟関係を育むために巨額の支出をしてきた。西側のいう「普遍的価値観」に対する戦いとして描かれる一方、本当の理由は自国内にあるのかもしれない。この政策が回りまわって中国自身を悩ませることになるかどうか、それはまだ分からない。
マレーシアとインドネシアのサッカー試合で論議に
AFFスズキカップ決勝はマレーシアとインドネシアの対戦となった。この初戦に破れたインドネシアのネチズンが、ツイッターのハッシュタグ'Hate Malaysia'と'#loveindonesia'で嘆いているのがトレンドとなった。
ブルガリア:日本の被災者に避難所を提供
東北地方太平洋沖地震は、世界全体にとっての悲劇となっている。数千人の命を奪ったこの震災の被災者を支援したいという、様々な国や大陸の人々の想いの強さが、そのことをよく示している。Ruslan Tradが、ブルガリア人によるオンラインの活動についてレポートしている。
スペイン語ブログ、日本の大地震を語る
3月11日、マグニチュード8.9(訳者注:気象庁の最新の発表はマグニチュード9.0)の大地震が日本を震撼させた。程なくして、世界各地のスペイン語ブログが地震について発信し始めた。
北朝鮮の公式ツイッターとホームページがハッキングされる
激しいサイバー攻撃が韓国と北朝鮮の間で繰り広げられた。ある韓国のネットユーザーが金一家を中傷する詩を韓国の公式ウェブサイトUriminzokkiriに投稿したのに応じ、北朝鮮はDDOS攻撃で反撃した。韓国のハッカーが北朝鮮政府の公式ツイッターアカウントを今日攻撃したと報じられている。
アラブ世界:インターネットにつながることの重要性
革命に対してソーシャルメディアが果たす役割について、中東と北アフリカで議論が繰り広げられるなか、もう一つの疑問が生じてきた。革命でのインターネットとソーシャルメディアの役割を判断するとき、インターネットに接続できることはどの程度重要なのか? インターネット普及率がソーシャルメディアによる組織化の有効性にどう影響するかについての異なる意見に、 Jillian C. York が目を向ける。
日本:被災した親たちを勇気づけるツイート
福島第一原子力発電所の状況は依然として安定せず、日本政府は、野菜と水道水から放射性物質のヨウ素とセシウムが高濃度で検出されたとして警告している。そんな中、幼い子どもを持つ親たちは、インターネット上で、安心できるメッセージや専門家からのアドバイス、同じ状況の仲間を探し求めている。
エジプト:子供、魚、猫までもがムバラク退場を要請
子供、魚、そして猫までもムバラク政権との決別を求め何億人ものエジプト人に加勢した。