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水問題で国際ブログコンテスト

カテゴリー: ラテンアメリカ, 南アジア, 東・中央ヨーロッパ, 西ヨーロッパ, オランダ, セルビア, ハンガリー, フィリピン, ブラジル, メキシコ, 市民メディア, 環境

European Journalism Center [1]は3カ月間にわたる国際ブログコンテスト、TH!NK5 [2]を開催した。テーマは「水問題」だ。40に及ぶ国々のブロガーたちが参加し、優勝賞品のリスボン(ポルトガル)旅行をめぐって競争を繰り広げた。
Th!nk About Itのサイトはこう記している [3]

TH!NK ABOUT ITはEuropean Journalism Centre主催のブログコンテストであり、プロジャーナリストおよびその志望者や、様々な分野からの新出のメディアクリエイターを対象としている。TH!NKの狙いは、時事的な話題を伝えるための発信基地をオンライン上に提供することであり、その過程でブロガーの国際的コミュニティをつくり上げていくことである。2009年に行われた第1回大会のテーマは「欧州議会選挙」であり、その後は「気候変動」や「国際的発展」といった全世界的なテーマが続いている。

Th!nk About it Blogging Competition [4]
以下に、優勝を獲得したブロガーたちの投稿の中から、人気の高かったものを紹介する。
「月並みな質問だけど…:水道水? それともペットボトル?」 [5]Diego Lobo(ブラジル)の投稿。ペットボトル水にまつわる個人的体験と水市場について綴っている。
「ちょっと! 破水しちゃった!」 [6]Iris Gonzales(フィリピン)の投稿。妊婦の視点から水について論じている。
「ドナウのダムと共産主義の終焉」 [7]Larisa Rankovic(セルビア)の投稿。ハンガリー政府への反体制の焦点となったあるダムについての、歴史色あふれる文章である。
「ビーチ」 [8]Peter Vadocz(ハンガリー)のショート・ムービー。ブロガーであり映像製作者でもある彼は、自分の作品を「ビーチにいる4‐6歳児向けの、映像を使った辞書である」としている。

この記事を書いているAndrea Arzabaもコンテストに参加している。人格を持った水についての彼女の投稿はこちら。「もし、水がしゃべれたら?」 [9]