6月, 2011

記事 from 6月, 2011

フィリピン:離婚法をめぐる論争

  2011/06/15

マルタが離婚に賛成の意を示し、フィリピンは世界中でただ一つの離婚を禁ずる国となった。強い権力を持つフィリピンのカソリックの教会が反対する離婚法を通過させるときが来たのかどうか、議論が白熱している。

貧困・仕事・借金を語る女性たち

国際女性博物館はオンライン上で女性と経済についての展示を行っている。そこでは、スライドショー、ポッドキャスト、ビデオやエッセイを通して、スーダン、デンマーク、フィリピン、アメリカ、コスタリカ、メキシコ、アルゼンチンなどの女性たちが貧困や仕事、家族や人権、金銭問題などについてどのように考えているかを知ることができる。

中国:李娜の優勝決定戦は国家の威信?

  2011/06/14

中国人テニスプレーヤー 李娜が、週末の全仏オープンで中国人初となる世界4大大会での優勝を果たした。しかしながら、中国ネット市民は李娜の勝利を個人の功績ととらえ、国のスポーツ政策に疑問を投げている。

シリア:子供たちの未来のための抗議行動

YouTubeではシリアで最も幼い犠牲者たちが声をあげており、一連の動画はどれも胸が張り裂けそうなものである。動画の中で子供たちは、自分たちの国でおこっているバッシャール・アサド政権に対する革命の最中、昼夜問わず自分たちや家族たちが直面している恐怖を克明に語っている。本日の金曜日の抗議はシリアの子供たちと子供たちの未来に捧げる。

マレーシア:「攻撃的な」小説が物議を醸す

  2011/06/09

近頃マレーシアで、中等教育の国語の教科書に載ったある小説を巡って論争が起こっている。批評家はカースト制を論ずるこの本に人種差別的な描写があると主張している。マレーシアのインド人コミュニティは学校のシラバスからこの本を削除せよと要求している。

ポーランド:ヤロスワフ・カチンスキがブログを開始

2月18日、ポーランド保守派政党法と正義の党首ヤロスワフ・カチンスキが、主流のプラットフォームであるSalon24でブログをはじめた。彼の最初の投稿にはたったの2日間で1650以上のコメントがついた。この新しいブロガーがさまざまな感情を引き起こしたことを示すため、以下にいくつか例を示す。

サウジアラビア: 「運転禁止法」容疑で逮捕された女性

一週間前、サウジアラビア・ジッダの母親が、自分の子供たちを学校に送るために車を運転した。2011年5 月21日、別のサウジ女性Manal Al-Sharifが、助手席に有名な女性権利活動家のサウジ女性ajeeha Al-Huwaiderを乗せて車を運転し、その時の模様を写したビデオをユーチューブに投稿した。 Al-Sharif は逮捕され、それから釈放されたが、その後、警察は彼女を再度逮捕した。

ケニア:サムエル・ワンジルへの冥福の祈り

今朝、マラソン界有数のトップランナーの訃報で世界は目が覚めた。ケニアのサムエル・ワンジルは北京オリンピックにおける同国初の金メダリストであり、シカゴマラソンとロンドンマラソンをも続いて制した。そして、自宅2階のバルコニーから飛び降り死亡した。