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翻訳者紹介:ファビアン・ドゥール・アゴピャン

ファビアン・ドゥール・アゴピャンさんは長年アメリカに住んだ後に故郷フランスに帰国し、現在はフランスで独立したオンラインマーケティングの専門家として働いている。

アルメニア人の家系であることから彼女は、グローバル・ボイス・コーカサス編集者、オニーク・クリコリアンによって書かれたコーカサスに関する多くの記事を、フランス語版グローバル・ボイスのためにフランス語へと訳してきた。しかし彼女は同時に、世界中のことに対して情熱的でもある。最近彼女は、パリからオンフルールに程近いノルマンディーの田舎に引っ越してきた。なんとブロードバンド付きの家なのだ!

今日はファビアンさんが、グローバル・ボイスでのボランティア翻訳者としての経験に思いをめぐらせる……

フランスにてファビアン・ドゥール・アゴピャンさんを撮影

フランスにてファビアン・ドゥール・アゴピャンさんを撮影

ファビアンさん(FDH):グローバル・ボイスのことは、1年半ほど前に見つけたのよ。どんな風にそこにたどり着いたのかは思い出せないけど、見てすぐに心が奪われたのを覚えているわ。というのも、私、インターネットが大好きで、(ほとんど)すべての人が自分を表現できる媒体で、信じられないくらい豊富な情報源だと思うの。グローバル・ボイスはその完璧な例。ここには、ニュースをまさに「生で生きている」人たちや、さらにそのニュースを作り出している人たちからの、驚くほど多くの情報がつまっているわ。しかもそれらの記事は記者が書いたものではない。直接の証言なの。
また、アルメニア系のフランス人女性として、グローバル・ボイスはアルメニアでの生活を伝えてくれる素晴らしい情報源でもあるし、今日にもそこで生きる人たちによって語られるアゼルバイジャンとの紛争についても知ることができる。それに、こうして温かく迎えてくれる仲間とともに働くことは嬉しいことで、少しでもそうしたすべて人々の声を広める手伝いができることは、とてもやりがいのあることと思っているのよ。


グローバル・ボイス(GV):アルメニアの家系とはどのくらい密接に連絡を取っているのですか。

FDH: 実は、昨今のアルメニアについてはあまり知らないの。私の父方の家族も母方の家族も、別々にだけれど、あの集団虐殺の初め頃に逃げたんです。家族のメンバーが「消え」始めた頃にね。そのメンバーはイスタンブールに住んでいたの。父の家族はレバノンに、母の家族はフランスに逃げたわ。その後、父はエンジニアの勉強をするためにレバノンからフランスに渡って、そしてアルメニア協会で母と出会ったのよ。のちにわかったことは、それぞれの曾祖父が同じイスタンブールに住み、お互いに知り合いで、その上一緒にチェスをしていたこともあったということ。本当に小さな世の中ね。私のアルメニア系家族はそれぞれフランス、レバノン、スウェーデンへと散り散りになり、何人かはアメリカ、カナダに散って行ったわ。実際、誰一人としてアルメニアには住んでいない。だから、グローバル・ボイス・コーカサスが現地の状況についてどんなことを言っているのか読むのは、私にはいつだってとても興味深いことなの。

GV:グローバル・ボイス・コーカサスは、ブログフェイスブックを通じて、アルメニア人とアゼルバイジャン人同士のコミュニケーションをオンライン上で発展させるというプロジェクトを行っています。こうしたソーシャルメディアは紛争の解決に一役買うでしょうか。

FDH:私が知っているのは今のところアゼルバイジャンのブロガーであるアルズとの、オニーク・クリコリアンによるプロジェクトだけです。ブログの価値というものはむしろ、当局に取り締まられない情報にアクセスできる、機会を提供するということにあると思うの。どの紛争においても、大きな影響を与える偽情報というものがあるわ。ブロガーたちのおかげで、読み手はまず一呼吸置いて、他の情報源を得ることができ、さらにその証言を読んで、自分たちで考えるという機会を持てるようになったわ。

GV:今はすでに1年以上、中東の言語からフランス語へとブログを翻訳されていらっしゃいますね。これらは現在、アラブでの暴動に対して一翼を担った、と評価されています。それについてどのように思われますか?

FDH:アルメニアでのように、ソーシャルメディアは当局を越えた新しい情報伝達よ。情報の流れを止めることは不可能になったの(そうだと願うわ)。それは素晴らしい一歩よ。アルメニア人虐殺やユダヤ人虐殺のことを考えたときに、その弁明は、「そんなことは知らなかった」ということだったわ。今日ではもはや、知らない、と言うことは難しいでしょうね。とにかくも、周りの世界は声を聞かねばならないし、反応していかなければならない。さもなくば、携帯電話が銃よりはるかに増えてゆくことはないでしょうね。まさにそこが、グローバル・ボイスが、一面記事にのることのない世界の地域出身のブロガーたちの共鳴板となって、重要な役割を担っているところなのよ。(そしてそれがアラブ反乱をうまく越えてやっていっているの。)それがグローバル・ボイスをグローバル・ボイスたらしめているところね。実際のところ普通ではない、「日常」生活というものを際立たせているのよ。

GV:フランス語への翻訳をする記事はどのように選んでいらっしゃいますか?また、なぜこのような形でのボランティアを選ばれたのですか?

FDH :パリを去って、ノルマンディーの田舎深くの古い農場へ移ってからというもの、他の世界のことなんてともすれば忘れそうになるの、実際のところ。グローバル・ボイスのために翻訳をするということで、世界で起こっていることと繋がっていられるわ、しかも、ごく小さなレベルで。それにウガンダブラジルで一体何が起こっているか、というような流れる情報に少しでも貢献できるわ。私はなかなかみかけない国の記事を訳すのが大好きなのよ。牛たちが生草を食んでいるのを見ているあいまにね!!

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