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イギリス:#RiotCleanupーロンドン、暴動の後始末の時?

Hackney riot aftermath

ハックニーでの暴動の余波。ストールンゴラム撮影
(CC BY-NC-ND 2.0)

土曜夜から、ロンドンやイギリスの他の地域でも起こった広範囲にわたる略奪、暴動事件ののち、一般市民は現在、自分たちの街の復旧への道を模索している。

火曜朝にはツイッター上の ハッシュタグ#prayforlondon(ロンドンへ祈ろう)#riotcleanup(暴動の一掃)が、#londonriots(ロンドンの暴動)へのツイート数を追い越し、前へ進もうと切望するすべての人々による融和的な空気が流れている。

#prayforlondonは、3月に起きた日本での地震から大きく話題となった#prayforjapanへの賛同である。
世界中の市民は(1160万人ものフォロワーを持つ10代のスーパースター、 ジャスティン・ビーバーも含め)このハッシュタグに投稿し、ロンドン市民との団結を示している。

さらに、最近他でも起こっている危機の影響から、現在災害のためのマッピング技術を使ったウィキウェブサイト、クライシス・コモンズにロンドン暴動ページが設けられている。

手を差し伸べる

#riotcleanupには、暴動後の後始末に向けての取り組みで地元ビジネスを助けようというロンドン市民のため、
ミーティングの場所についての情報が掲載されている。

Riot clean-up team in Peckham. Photo © Emma Jane Richards (used with permission)

ペッカムでの暴動一掃チーム。エマ・ジューン・リチャーズ撮影(許可諾)© Emma Jane Richards

ダン・トンプソン(@artistmakers)は、美術雑誌の編集者であり、また空き店舗を創造的に使用するためのプロモーターである。その取り組みを実際に始めた人物であるが、以来それに流れができ、取り組みが進められてきている。

@artistmakers:#riotcleanupはなにも政治的なものではない。ただ善良な人々によるツイッターだ。ロンドンが暴動を象徴しないためにも、もう明日にでも一掃される必要のあることなんだ。

トンプソンは、ウェブサイトRiotcleanup.co.uk(現在オフラインの状態)や、ツイッターアカウント @riotcleanupについてこう言及する。

@artistmakers:#riotcleanupを整理するのを手伝ってくださったみなさんありがとう。
誰がこのウェブサイトやツイッターアカウントを始めたのかまったく知らないけれど、
僕ではないよ。

ミーティングの時間をリスト化してくれる公共のグーグルスプレッドシートというものがある。

@artistmaker:カムデン、ルイスハム、ハックニーから、一掃へ向けての活動がうまくいっていると聞いている。
ボランティアたちも#riotcleanupを必要とする様々なビジネスを手助けする準備ができているんだ。

トンプソンの投稿はまた、多くの報道陣から興味を受けていることを、
様々な地域でボランティアと会うテレビカメラ班からの連絡によって明らかにしている。

フェイスブックでは、人々はまた熱心にPost riot clean-up:riot clean-upへ投稿しようReclaim London:ロンドン再生へ、また小さなものではRiot Cleanup:暴動後の一掃などのページ上で、(暴動後の)手助けをする方法を模索している。

労働党の下院議員で、バーミンガム、ノースフィールドの出身であるリチャード・バーデンは、
ツイッター上にて地元の清掃活動を耳にし、AudioBooを使って、GetGoodが彼の声明をクラウドへ録音した。

Richard Burden welcomes #riotscleanup (mp3)

大きな衝撃と暴動の理由を探して

ジャーナリストであり、またブロガーとして受賞歴のある、ペニー・レド(@pennyred)は、ロンドンが燃えてゆく様子をリビングルームからテレビで見ていて、どう感じたかを表した記事を、月曜夜遅くに投稿した。
その投稿は広くシェアされ、リンクが貼られていき、火曜朝にはすでに150以上ものコメントが寄せられた。

下記は、最終章の抜粋である。

暴動は権力の問題であり、そして感情浄化の問題です。暴動は祖末な育児の問題でも、若者への公的援助の打ち切りによるものでも、メディアで評論家達が得々と持ち出すような即座に判断される説明でもないのです。
私の友人が今日述べていたのですが、それは構造的な不平等がいくつかのビリヤード台によって解決されるものではないのです。
人が暴動を起こすのは、たった1夜限りであっても、それが彼らに強い力があると思わせてくれるからなのです。
人が暴動を起こすのは、彼らがひたすらその人生を「何の役にも立たない」と言われて過ごしてきたからであり、そして人と一緒であればなんでもできるんだということに気づいたからなのです。文字通り、本当になんでも。
一度として尊敬の念をもたれたことのない人々が暴動を起こすのは、自身へ敬意を払ってもらえる理由がほとんどないと感じるからであり、そして暴動は暖かな夏の夜の火のように広がっていくのです。
そして今、人々は家をなくし、国は崩壊しつつあるのです。

誰もこんなことが起こるとは予想していませんでした。海外での休暇から炎に燃える自国へ戻るのにまる3日かかった、いわゆる国の指導者達はこの事態を予想していませんでした。イギリスを動かす人々は、事態がこんなにもはなはだしい状況になっているとはまったくもって知らなかったのです。
急速に進んでゆく不平等にさらされた30年とちょうど不況の真っ只中という状況の結果、その指導者達は国民に、最後に残ったわずかな希望を与えるもの、手当、仕事、高等教育への可能性、経済的援助の構造を奪い去ろうとし、そして、その結果とくに何も起こらないだろうと思っていたのです。
彼らは間違っていました。
そして今、私の街は燃え、それは私たちがその事件に対する全面的な激しい糾弾や真実を覆い隠すような推測を止めない限り、また、なにがウイルスをもたらし、国民を不安にさせたのかを理解する努力をしない限り続くでしょう。
そのヒントをお伝えしましょうか。ツイッターではありませんよ。

ちょうど今、チョークファームのすぐ下の通りで暴動が起こっていて、私は今、家から動けずにいます。イーリングもクラッパムもダルストンもめちゃくちゃにされています。ジャーナリスト達は襲われ、通りで殴られています。機動隊は、元いたところへ撤退を余儀なくされています。警察署は国中で火をつけられています。
今朝、煙が消えはじめるにつれ、眠っていられるわたしたちは混乱状態の国に目を覚ますことになるでしょう。私たちは、恐れに、人種差別に、左派、右派であることへの激しい非難に目を覚ますのです。二度目の株式市場の暴落に対する予想が、報道の下のほうで国を恐しく動揺させているのと同じようにそのどれも、この暴動が再び勃発することを止められないのです。
今がまさに私たちが選択を行うその時です。今がまさに私たちが憎しみへ堕ちてゆくか、もしくは嫌悪の感情をまずはおいておいて、共に協力し合うのか、それを決断する時です。
今がまさに、私たちが住みたい国はどんな国なのか、それを決める時です。ツイッターで #riotcleanupをフォローしてください。
そしてお互いに協力していきましょう。

Sylwia Presley (@PresleySylwia)にこの記事の執筆をご協力いただきました。翻訳の校正はHiroshi Ota, Mamiko Tanaka, Izumi Mihashiが担当しました。

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