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インド:ウィキペディアの未来

ウィキペディアはオンラインのフリーな百科事典であり、今年10周年 を迎えた。 インドでは、100に近い都市が10周年記念のパーティを主催するとの届けを出している。これはほかのどの国よりも大きい数字だ。
ウィキペディアはインドにおいて四番目に有名なWebサイトだ。インドの言語のウィキペディアのサイトは20以上を超えており、開設予定のものも含めるとさらに数は多い。 最近になって、インドの言語のウィキペディアのサイト間の連携を促進するため、バンガロールにウィキメディア・インド協会が設立された。今年、ウィキメディア財団は初の米国外のオフィスをインド(都市の名前は未発表)に開設する。

グローバル・ボイスは、ブロガーかつ活動的なウィキペディアンでありウィキペディア管理者の一人である Tinu Cherian と、インドにおけるウィキペディアについて話した。

Tinu Cherian (許可のもとで写真をコピー)

Tinu Cherian (許可のもとで写真をコピー)

グローバル・ボイス(GV): インドのウィキペディアのコミュニティについて少し話していただけますか?

Tinu Cherian(TC):インドにおけるウィキペディアンのコミュニティは生まれたばかりですが、もっとも急速に成長しているユーザーグループの一つでもあります。ウィキペディアとほかの姉妹プロジェクトはインドでもっとも読まれているWebサイトのリストを5位まで独占していますが、ウィキペディアの編集者やウィキペディアに貢献してくれている人の規模はほかの国と比べると比較的小さいものです。人気の検索エンジンに気に入られている上に、ほかにはこのようにフリーな知識源が存在しないので、あまり読まれないという問題が起きたことはありません。

Wikimeetupsはウィキペディアが実際に集まる催しで、いまではインドでとても有名です。Jimmy Walesがバンガロールに来た2006年9月に最初のWikimeetupが開かれました。 2007年にチェンナイで開いたWikiconferenceには非常に注目が集まり、熱意も相当のものでしたが、どうしても勢いを保てませんでした。2009年7月以降、バンガロールでWikimeetupを定期的に開いていて、1ヶ月に1回以上のペースで会っています。インドのウィキペディアンは今ではムンバイやコルカタ、プネー、ハイデラバードなどほかの都市でも定期的に開催しています。

ウィキメディア・インド協会は2010年に正式に認可され、2011年には登録機関になりました。インドでは95以上の都市が10周年記念のパーティを主催すると届け出ました。この数字はほかのどの国より大きいものです。バンガロールのパーティには1日のプログラムで250以上の人が参加しました。

2010年に、ウィキメディア財団はインドをウィキメディアの発展における戦略的拠点の一つとして位置づけました。インドには米国外で初のウィキメディア財団のオフィスが近々できる予定です。

GV: 英語のウィキペディアと比べ、インドの言語のウィキペディアがどのくらい有名か、実感はありますか?インドのウィキペディアのうちどれが最も大きいのでしょうか?

TC: 英語のウィキペディアは、これまでずっとインドで最も人気で有名です。しかし、最近ではインドの言語のウィキペディアの認知度も上がっています。インドの言語のウィキペディアがすでに20個以上ありますし、さらに20個が立ち上げ中です。2002年に初のインドの言語のウィキペディアとしてアッサム語、パンジャブ語、ネパール語、オリヤー語、マラヤーラム語を始めました。続く2年間で、ヒンディー語、タミール語、ベンガル語が作られました。言語によって活発さは違います。マラヤーラム語、タミール語、テルグ語、ベンガル語にはとても活動的なウィキペディアのコミュニティがあります。ヒンディー語で書かれた記事が最も多く、10万記事のマイルストーンを今にも超えそうな勢いです。われわれはネイティブスピーカーの間での認知度を高めることで休止中になっているウィキペディアのコミュニティを作ろうと働きかけています。

マラヤーラム語のウィキペディア

マラヤーラム語のウィキペディア

GV: ではインターネットアクセスについてはどうでしょうか?ウィキペディアはインターネットに接続できる人々に依存しているのではないでしょうか?

TC: ウィキペディアの目的は人間の知識を寄せ集め、すべての人類に届けることです。残念ながら、ウィキペディアは完全にウェブベースです。ウィキペディアンはインターネットへの接続手段を持たない人に知識を届けるため、ウィキペディアのオフライン版を発行しようと尽力しています。マラヤーラム語のウィキペディアは非ラテン語文字の言語で初のオフライン版のウィキペディアのCDを発行しました。マラヤーラム語はインドの言語で初のウィキソースをリリースする準備も進めています。

GV: あなたはバンガロールに住んでいますね。なので、だいたいこの答えはわかりますが、インドにおけるウィキメディア財団の拠点としてムンバイとニューデリーとバンガロールのどれが最もよいでしょうか?

TC:生粋のバンガロール人として、個人的には、ウィキメディアのオフィスがバンガロールにできるといいと思っています。バンガロールには異なる言語のウィキペディアに関わっている活発なウィキペディアンのコミュニティがあります。バンガロールにいるウィキペディアンは少なくとも月に一回以上という頻度で定期的に会っています。バンガロールはウィキメディア・インド協会が話し合いを行う場でもあります。しかし、ウィキペディアの活動が全インドで盛んになるということを考えると、ムンバイまたはデリーにするのが良いですね。しかし、どこなら実現可能か、ふさわしいかと考え、場所を決めるのは完全にウィキメディア財団に一任されています。財団はデリーと首都圏を精力的に検討しています。

GV: あなたはとてもツィッター上で活動的ですね。56,000人以上もフォロワーがいます。ソーシャル・メディアに対する熱意とウィキペディアとの関わりの間に関係はありますか?

TC: 現実世界においても、仮想世界においても、人と交わるのは昔から大好きです。ツイッターはわたしなりの世界の聴衆とつながる手段です。もちろん、ウィキペディアやウィキメディアのイベントをツイッターで広めたいとも思っています。

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