記事 from 11月, 2011
タイは最低賃金を引き上げるべきか?
新首相選挙で、インラック・シナワトラ氏と所属政党であるタイ貢献党は、キャンペーンの1つでタイの最低賃金を倍にすると公約。新賃金体系は翌年実施予定だが企業はこれに反対している。記事はブロガーの反応である。
ペルー: 高まる遺伝子組み換え農業についての議論
遺伝子組換え種子輸入を許可するDecree 003への公式調印、遺伝子組換え生物 (GMOs) を広めたい側と生物多様性や人々の健康を害することを危惧する側との間で議論が巻き起こり続けている。
ミャンマー:アウンサンスーチー解放から1年
ミャンマーの民主化の象徴であるアウンサンスーチーが解放され、1年がたった。ネチズンの反応は?政府はスーチーに関するニュースの検閲を行っているのか?彼女の政治活動の計画は?グローバルボイスの著者 Tan がミャンマーのブログ記事を翻訳し、スーチーがミャンマーの政治において担っている重要な役割に焦点をあてている。
スペイン:容赦なく進行する人種差別と不寛容
ヨーロッパでは今、外国人嫌悪や移民を排除しようとする動きが加速している。この記事ではスペイン国内における移民排斥の実情に迫ると共に、それにまつわる議論が公にされていないことに警鐘を鳴らしている。スペインにとってノルウェーでの連続テロは、もはや対岸の火事ではない。火種は確実に存在しているのである。
ウルグアイ200周年を祝う
ウルグアイは今年、「解放運動」の200周年記念を祝っている。独立運動の開始を記念したイベントが年間を通じて企画されている。
クロアチア、セルビア:友情の旗
クロアチアとセルビアの2人の若者が、2つの国の和解という意味をこめてクロアチアとセルビアを混ぜた旗を作った。この試みを糾弾するネチズンもいれば、賛成するネチズンもいる。
イエメン:「女性たちがベールを燃やした」
イエメンの女性たちが今日(2011/10/26)、サレハ政権の残虐性と暴力行為に対する抗議の証として、ベールやスカーフを燃やす行動に出た。サヌアやタイズでは政権の弾圧により一晩で約25人が殺されたこともあるうえ、最近では女性もその標的となっていることへの抗議である。このベールを燃やすという行動は、一部が誤解しているような、女性の権利やイスラム教徒のベール着用に反対する趣旨のものではない。これは助けを求める叫びである。そして今回の行動は特にサレハ政権にその的を絞ったものである。
コロンビア: メデジン市モラビアで変化を起こすEl puente_lab
コロンビアのメデジンで、Hiperbarrioプロジェクト(Rising Voices主催)をはじとした、市民メディアの研修と社会参加に関した面白い企画がいくつか進行中だ。この記事では、そういったプロジェクトの1つで、アートと文化を産み出すプラットフォームであるEl Puente_labに焦点をあててみる。