この記事は特集チュニジア政変(2010/11)の一部である。
10月20日から22日の 3日間は海外在住チュニジア人の投票期間であり、フランスで票を投じたチュニジア人は「ブルーフィンガークラブ」に加わることとなった。フェイスブックやツイッターには、青インクの付いた指の写真があふれている。青い指は、チュニジア革命の頂点であり、彼らの多くにとって生涯初めてとなる憲法制定議会選挙での投票の証である。彼らはチュニジア革命を総括する歴史的選挙に参加した早生の有権者となった。
クラブの新メンバーのひとり、@Sonia_72 [fr]は興奮気味である。
A voté, le cœur léger, un ciel bleu d'espoirs au bout du doigt, Youhouuu !
投票中の携帯電話は禁じられた。パリ郊外北部の投票所で順番待ちの列にいた Emna Lamine はこの写真を撮った。チュニジア人海外組の高い投票率を示している。
Les urnes pleines!
結果として、「ブルーフィンガーズ」は、フランスのソーシャルネットワーク上で瞬く間に広まった。下の写真は、Emna Ben Jemaaのフェイスブックの写真アルバム “「私は投票したけど、あなたは?」” である。彼女の写真は世界中のメディアで紹介された。この写真は、チュニジア人が民主的に選挙できる、という事に対する語り尽くせぬ深い思いを表わしている。
A Tumblr にも、新たな投票者が、 ブルーフィンガーの写真をアップロードできるように開設されたブログがある。下記は数例。
ある人は、今年一番の写真を撮るつもりで、ブルーフィンガーをエッフェル塔と一緒に撮った。
Vは勝利(victory)と 投票(voting)のV。
ある者は、前大統領のザイン・アル=アービディーン・ベン=アリーに 個人的なメッセージ を送っている。
フランスでは、ブルーフィンガーは「スマーフ」
のニックネームを得た。青指はもう一度子供に戻ったような気分を味わっている。
そして、本日(10月23日)選挙が始まったチュニジアに、地中海の向こうから送られた Photoshopで加工された写真。
2人の若い市民レポーターである、Lynda El AwadeyとEléonore Bounhiolはパリでの投票者の声を 動画に収めた。 [fr and ar]
土曜日、Zied Mhirsi (@Zizoo) はこのような言葉で表した。
誰もが一生の中で、このような日々を、このような月々を、そしてこのような革命#tunisia# tnelecを経験できたらと思う。
この記事は特集チュニジア政変(2010/11)の一部である。