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メキシコ:おもちゃコレクションに託すメキシコの未来

カテゴリー: ラテンアメリカ, メキシコ, 市民メディア, 歴史, 芸術・文化

ある65歳のおじいさんは、100万個以上の古いおもちゃを個人的なコレクションとして所有している。その多くはメキシコで作られたものだ。メキシコ人建築家Robert Shimizuは、彼の息子と共に、自宅をおもちゃ博物館として開館することに決めた。彼らの字幕付きドキュメンタリービデオ「メキシコおもちゃ物語」 [1]は、どのように開館へ至ったのか、又おもちゃを通してどのようにメキシコが自国の歩み取り戻せるか、彼らの考えを伝えている。

メキシコ骨董おもちゃ博物館 [2] [es] は、収集家達を引き合すことや、おもちゃのように地元で製造された商品へ再び関心を持ってもらうことを目的として、いくつかのイベントを開催してきた。5月には、おもちゃデザインと仕組みの勉強会 [3] [es]を主催する予定で、最も素晴らしく作られたおもちゃは永久的に博物館で展示される。

Museum's You Tube Channel [4] 内の多くのビデオ描写が彼らの使命を要約している。

El Museo del Juguete Antiguo México pretende ser un museo honesto para todas las edades sin importar el nivel socioeconómico, sin pretensiones, brindando al visitante no sólo un sitio de aprendizaje y relaciones sino también de confort, en donde se beneficiará a la sociedad mexicna [sic], a través del fomento de la cultura popular, para lograr así un refuerzo en la identidad nacional y en los lazos entre mexicanos, una mayor comunicación de nuestro pasado, presente para así cambiar el futuro de nuestro país.

メキシコ骨董おもちゃ博物館は、社会経済的地位を重要としない、全ての世代に親切な博物館を目指している。又、訪問者に学習や交流の場を提供するだけでなく、大衆文化の促進を通じてメキシコ社会に利益をもたらすことも目的にしている。つまり、国家の同一性やメキシコ人間の絆、そして過去と現在の情報伝達を強化することで、メキシコの未来が変わることを目指している。

この博物館がどのように大衆文化経験を促進してきたのか一例として、次のビデオは博物館の3周年を祝うため館内で行われたLucha Libre 展覧会 [5]の様子を映している。

校正: Maiko Kamata [6]