2009年、世界中のアーティストがイランの「Green Movement(緑の運動)」を自らの作品で支持した。対立候補支持者がイスラム政権下の大統領選挙結果に強い疑問を持ったためだ。3年後、イランの人権活動を行っている非営利組織 United4Iranが、イランが自由を回復するようにという希望をこめてオンライン上で楽曲提供を実現した。
United4Iranサイト発起人Firouzeh Mahmoudi はグローバルボイスに次のように語った。
私たちは、アルバム「Azadi(ペルシャ語で自由) イランの自由の歌」にぴったりのメッセージを伝える曲を選んだ。このメッセージは、イランだけでなく世界中で人権と民主化のために闘っている人々に語りかけている。人権、民主化、自由に対する闘いは地球全体の問題であり、将来を開くものとして活動している。私たちが成功を収めるために最も大切な行動は、団結である。この精神のもとでイラン人以外のアーティストにも呼びかけた。そしてエジプト、パレスチナ、イラク、南アフリカ、米国といった国々が参加することになった。
ここから全曲を試聴できる。
Firouzehは、こう言った。
音楽は心に語りかけてくる。そして、音楽が人々に行動を起こすような感動をあたえることがよくある…6月12日にアルバムがリリースされてから36時間以内に、8000人以上が azadimusic.bandcamp.com サイトを訪れて、合計9400人以上がこのアルバムを聴いた。
1 コメント
この記事を選んだ理由は?
『イランの民主化運動「Green Movement」と、音楽に興味を持ちました。
短い記事ですが、イランについて調べてから訳出したいです。 』
-- 翻訳者(2012/6/25)