イエメン人ジャーナリストで有名ブロガー [1]でもあるAfrah Nasserがソーシャルメディアを通じ、スウェーデンのストックホルムで写真展を開催するための資金を募っている。
彼女の計画は、イエメン写真家、特にイエメンの現状を映し出す写真家たちから優れた写真を買い取り、展示場を借りて公開する、というのものだ。
Afrahはフェイスブック [2]で写真展について述べている。写真展の名は「Yemen Through Our Lenses (イエメン~イエメン写真家たちの視線)」という。
募金活動について、彼女は次のように説明している。
「この活動は私がイエメンの写真芸術のために行っているものです。写真展はイエメン人写真家によるイエメンを写したものを対象としており、ここ、ストックホルムで開催されます。現在、クラウドファンディングサイト(ulule [3])を通じて資金を募っています。要するに、この写真展を実現させるのはあなたです。どんな少額の寄付金でも構いません。それがたった5ユーロ(約500円)であっても大きな違いになります。どうかこの写真展、そしてイエメン人写真家たちを支援してください。」
この勇気あるブロガーの映像 [4]を見て欲しい。この募金活動 [5]についてはulule [3]でも詳しく見ることができる。
イエメンへの関心を高めるため、若いイエメン人写真家たちを支援するために写真展を開催する。そしてそのための資金を集める、というのがこの活動の意図である。Afrahは視聴者に対し、この写真展を実現させるための援助を呼びかけている。
Afrahは続ける:
「この活動は、イエメン人写真家たちの見たイエメンの側面を浮かび上がらせるものなのでとても重要です。というのも、イエメン人写真家たちには、思うように彼らのメッセージを世界に発信するチャンスがなかなかありません。その上、イエメンは今、厳しい状況にあります。この活動によって少しでも手助けできればいいと思っています。」
校正:Mamiko Tanaka [6]