この記事は 2012年ロンドン五輪特集 の一環です。
マリはこの数カ月、多くの試練を受けてきた。国を分断しかねない政治的危機に直面している上に、
Beaucoup de gens pensaient que le Mali allait être absent à Londres à cause de la situation politique et sécuritaire qui prévaut dans notre pays depuis le début de l’ année. Nous serons bel et bien présents à Londres et notre objectif est de prouver au monde que malgré les difficultés, notre pays reste débout. Le gouvernement a consenti un énorme sacrifice financier pour permettre au Mali d’ être présent à ce prestigieux rendez-vous sportif et olympique. Ce sera une opportunité d’ acquérir surtout de l’ expérience dans leur carrière.
マリは6人の選手の他合計31人をオリンピックのためロンドンに
Six athlètes vont défendre les couleurs du Mali à Londres. Il s`agit de Daba Modibo Kéita (taekwondo), Oumar Koné (judo), Rahamatou Dramé et Moussa Camara (athlétisme), Mamadou A. Soumaré et Fatoumata Samassékou (natation). Et c`est Rahamatou Dramé qui sera le porte-drapeau de la délégation malienne lors de la cérémonie d` ouverture prévue vendredi prochain. Parmi les six représentants du Mali, Daba Modibo Kéita est sans doute le plus attendu par ses compatriotes. Contraint à l` abandon aux J.O. de Pékin (blessure) alors qu` il faisait figure d` intouchable, le double champion du monde des poids lourds (2007-2009) n` aura droit à aucune excuse en cas d`échec cette année.
次のビデオは、別名『グラディエーター(訳注:
ダバ・モディボ・ケイタはインタビューに答えて、
韓国、イラン、スペイン、アメリカ、メキシコなどに比べたら、
テコンドーはマリではそれほど発展していません。 でも僕が2度世界チャンピオンになったことで、 祖国の人たちはますます武道にひきつけられてきて、 そしてハマっています。
僕は、子供たちが僕のやることを見ていて、僕に倣うだろうということを、 謙虚な気持ちでいつも忘れないようにしています。 だから僕には当然、 彼らが道を誤らないよう導く責任があるんです。
世界チャンピオンとして、僕は国中の人たちにテコンドーを普及させ、 僕が成し遂げたことは自分たちにだって達成可能なんだという希望 をたくさん与えてきました。 今やテコンドーの人気は祖国で3番目で、 サッカーやバスケットに次ぐスポーツになりました。… 僕はそれをすごく誇りに思っているんです。
彼はマリについて次のように言葉を続けた。
マリはアフリカの小さく貧しい国で、才能はあっても、
世に出られるようなより良い環境に置かれる機会がない子が、 あまりに多いんです。
[…]感謝の気持ちと共に読者の皆さんにお願いします。僕の祖国マリのため、 また他の内政不安に苦しむアフリカ諸国のために祈って下さい。
これらの国々が暴力を克服し、権力闘争を根絶するすべを学べますように。
いつの日かアフリカが、所属する種族や人種に関わらず、人権とすべての市民への思いやりによって世界をリードできますよ うに。
この苦境にあるのは彼らだけではない。
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この記事は 2012年ロンドン五輪特集 の一環です。
2 コメント
「
マリ政府は、この高名なスポーツ行事に国の代表を送るために、少なからぬ財政的犠牲を払いました。 」とありますが、考えてみれば、財政的に苦しい国にとって、選手をオリンピックに送るのはかなりの負担なのですよね。エチオピアの女子選手が優勝を飾ったとき、一緒に喜ぶ人たちの数の少なさにどきっとしました。
この記事を選んだ理由は?
『オリンピック特集を見ていたら、知らない選手を応援したくなるような記事が、またひとつ見つかりました。
私はアフリカのマリについて、かわいらしい国名だなという程度の認識だったのですが、拾い読みでは
政変やらイナゴやら干ばつやら大変で、オリンピック出場が絶望視されていたようです。
出場するテコンドー選手のコメントも出ています。』
-- 翻訳者(2012/7/29)