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マケドニア:数十年の歴史ある詩の祭典に注目を

ポルトガルの映画製作者André Soaresは、『詩の夕べ』 という国際的な詩の祭典に関する 短編映画 を上映している。 『詩の夕べ』は、マケドニアの Struga という街で1962年以降半世紀にわたり毎年開催されている祭典だ。 (公式サイト)

映画の特徴は、詩人たちの生の声が聴けることだ。マケドニアの Vladimir Martinovski(ウラヂミール・マルティノヴスキー)、中国から亡命した Bei Ling(ベイ・リン)、インドの Rati Saxena(ラティ・ザクセナ)、米国のCorey Marks (コリー・マルクス)、エストニアの Siim Kera、アルバニアの Mimoza Sali などが、映画に登場する。詩の国際的立場に関する意見や、様々な言語による朗読も聴くことができる。

Bei Lingは、中国政府に異を唱えた罪で投獄か亡命かの選択を迫られた。「私の故郷は中国ではなく、中国語です」会話の中で彼はそう語る。不思議なことに、マケドニアの著名な詩人で言語学者の ブラジェ・コネスキー (1921-1993) も、「言語とは故郷である」という言葉を遺している。同氏の 記念像 [mk] にも刻まれている有名な台詞だ。

『詩の夕べ』は公的にも非常に重要な立場にあるため、国家レベルの支援を受けており、開会式には日本の文部科学大臣に当たる人物や、首相、大統領など各国トップの政治家たちが参加することも珍しくない。それゆえ、国へ思いのたけをぶつけるというような場には成り得ず、 そのことに関して活動家である Vnukot は、2009年に身に起こった出来事をつづり、 批判的な意見をブログ [mk] に掲載している。 2011年、彼は 再び [mk] 舞台に立ち 警察の横暴に対する草の根的な運動 のきっかけとなった Martin Neshkovski 殺害事件(2011年)に関する自身の詩 を朗読した。

この数年間マケドニアのブロガーたちは、『詩の夕べ』に関する活動を行っている。Wikipedia を引用したり、自国の詩人たち、 KoneskiMateja Matevski1964 年と 1981年に参加した Jovan Koteski (1932-2001)などについて語り合う場を設けたり、 海外からの参加者である日本人の 谷川俊太郎 や、フランス人の Pierre Béarn、ロシア人の Vadim Fedorovič Terehin (Ru.wikipedia)などの作品をマケドニア語に翻訳して出版している。

ジャーナリストの Vasko Markovski は、Strugaにある「詩人公園」を記事にしてブログに 掲載している[mk]。 公園内では、各国の著名な詩人たちの植えた木々が並んで成長を続ける。

校正 Ayumi Nakajima

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