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Global Voices Podcast: 2012年始動!

カテゴリー: サハラ以南アフリカ, ラテンアメリカ, 北アメリカ, 西ヨーロッパ, アメリカ, イギリス, コートジボワール, デンマーク, ブラジル, ボリビア, スポーツ, テクノロジー, デジタル・アクティビズム, メディア/ジャーナリズム, 先住民, 市民メディア, 民族/人種, 芸術・文化, グローバル・ボイス・ポッドキャスト

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世界のみなさんこんにちは!2012年を迎えて

今回のポッドキャストでは、2011年を振り返り、主要メディアと新しいメディアにおけるジャーナリズムの類似点と相違点を考える。また民族的、社会的に多様化するブログ界の発展支援について話し合うためボリビアで開催された Rising Voices の熱気あふれる会議の様子をお伝えする。

さらに、メンバー共通の習慣ともいえる、サイクリングについての話を聞く旅にもでかけるつもりだ。

2011年を振り返って

世界中の市民ジャーナリストやブロガー、コメンテーターにとって2011年は特別な年となった。今となっては、あれだけ多数の友人や記事を投稿してくれていた人々が脅威に直面し、逮捕され、暴力を受けていたことが嘘のようだ。オンラインの市民メディアがかつてこれほどまでに変化し影響力をみせたことはなかった。グローバルボイスのライターやメンバーにとってはまだ試練のときが続くが、粘り強く明るい未来を目指していきたい。

2011年、グローバル・ボイスは大健闘したと思う。副エディタの エマ・ブレーウィン [3] は、世界のニュースという激流に飛び込んだ当時の状況や、めまぐるしい1年の中でも際立っていたストーリーについて語る。

主要メディアから新しいメディアへ

各地域のグローバル・ボイスのチームメンバーは、さまざまなタイプのライター、ブロガー、メディア関係者で構成されている。 例えば執筆者であり翻訳者でもあるブラジル、バイーア州出身の ティアナ・ボンド [4] のように、ジャーナリストとしての経歴をもつ者もいる。現在ロンドン在住の彼女に主任エディタの ソラナ・ラーセン [5] が会い、ブラジルの日刊紙ジャーナリストであることと、グローバル・ボイスで記事を執筆することとの違いを聞いた。

ボリビア先住民族を支援

2011年12月、Rising Voices [6] 主催によるボリビアのブロガーのための3日間のイベントが ボリビア、コチャバンバで開催された。 目的はブログ界の力強い発展と、多様化を支援することであった。組織戦略や技術的ツールに関するワークショップやプレゼンテーションが行われた。 会議はスペイン語で行われ、Conectándonos [7] (連帯) と呼ばれた。
学生であり、先住民コミュニティのボランティアでもあるマリア・メルカドは、会議で何を学んだかを私たちに話してくれた。 イベントの詳しい模様 [8] は、GV統括ディレクターである ジョージア・ポップルウェル [9] と、Rising Voices のディレクターである エドゥアルド·アビラ [10] の話をポッドキャストで聞くことができる。

一緒に自転車に乗ろう!

私たちは離れた場所にいて、インターネット上でだけ繋がっているんだと思うかもしれないが、共通の健康的な習慣ももっているようだ。ソラナ・ラーセン [5] はレコーダーを携えて、総ディレクターの イヴァン・シーガル [11] と自転車を乗り巡らすことの素晴らしさについて語り合った。 イヴァンは、オンライン上のサイクリング・コミュニティは活気に満ちていると言う。

その流れから、私は自転車好きのメンバーに自転車についての彼らの考えを聞くことになった。

The Internet of Elsewhere [12]” の著者でドイツ在住のアメリカ人ジャーナリスト、シルス・ファリバー [13] は自転車をこぎながらサイクリングについて語ってくれた。 デンマークからは、 マリア・グラボウスキー・ケアー [14] が、自転車が重宝されているその街の様子をシェアしてくれた。マリア にとってサイクリングは、ただの交通手段ではなく、生活そのものなのだ。

以上が、新年初のポッドキャストの紹介である。 私たちは2012年も音を拾い世界のニュースや慣習を伝えていくので乞うご期待。トピックのリクエストもいつでも大歓迎だ。さて、自転車好きの仲間に触発されたようだ。私も今から自分や他人に危害を加えないような自転車乗りになれるよう練習にでかけてこようと思う。

音楽協力
みなさんにはクリエイティブ・コモンズ・ライセンス下にある素敵な音楽をポッドキャストで堪能していただくことができる。マーク・コットンの素晴らしい作品に、そしてまたナレーションや編集に携わり今回のポッドキャストをひとつの形にしてくれたメンバーのみんなに感謝したい。

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校正 Mamiko Tanaka [15]