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イエメン:捨てられたユダヤ人の村の風景

カテゴリー: 中東・北アフリカ, イエメン, 写真, 市民メディア, 旅行, 民族/人種, 芸術・文化

イエメン人ブロガーのRooj Alwazir(@Rooj129 [1])は、Beit Bawsという見捨てられたユダヤ人の村への旅で撮影した、見事な写真をシェアしている。その村は岩山の上にあり、首都サヌアからは15分の距離に位置している。

Alwazirはスライドショー [2]で旅の様子をかいつまんで紹介している。[en]

白いバンにぎゅうぎゅう詰めになりながら、私たち14人は一緒に、ユダヤ人が住んでいた廃村であるBeit Bawsを訪ねることに決めました。サヌアから15分の距離にある、岩山の上の村です。

下は、Alwazirがシェアした写真のうちの2枚である。

Beit Baws - Perched on the Mountains [2]

Beit Baws―山の上に載った村。Rooj Alwazir撮影

Homes chiseled into the mountain side in Beit Baws [2]

岩肌を削って作られたBeit Bawsの住居。 Rooj Alwazir撮影

イエメンのユダヤ人の多くは、1940年代後半の『マジック・カーペット作戦 [3]』の間にイスラエルへ移民した[en]。このユダヤ人国家が存在するようになって最初の数年間のことだ。一部のユダヤ人はイエメンに残ることを選んだが、過激なイスラム教徒の脅威が原因で多くが国を離れつつあるため、その数は激減している。伝統文化を保持したユダヤ人共同体は、主にイエメンの北部にある。その共同体の人々は職人技で有名であり、最高の銀細工師である。

omrisharaby [4]が投稿した次の動画は、イエメンにおけるユダヤ人の生活を垣間見せてくれる。動画の中で流れているのは、今は亡き有名な歌手で、イエメン系ユダヤ人であったOfra Haza [5] の歌だ。

校正:Maiko Kamata [6]