ウェブ上、そして路頭でイラン人たち (上の写真)は、土曜日(訳注:6月15日)開票された大統領選挙にて、今回自分たちの投票が数えられたことが嬉しいと述べている。 [fa]イランでは2009年大統領選挙以降、不正の告発や政治体制への非難が広がっていた。
ハサン・ロウハーニー(65)は、イスラム法学者、元核問題交渉責任者である。彼は「希望と深慮」という政治スローガンを掲げ、今回の選挙で 当選を果たした。[en] 今回の大統領選挙でイランの改革派の支持を得たロウハーニー氏は, 5人の保守派の候補者と競い合った。彼は1989年以来、イラン国家安全保障会議でイランの最高指導者であるアリー・ハーメネイーの代行を勤めてきた。
様々な都市でイラン市民がロウハーニー氏の当選を歓迎した。4年前、議論を呼んだ選挙後に生じた大規模な抗議活動で、亡くなった市民を思い出す者もいた。
テヘランで人々が喜ぶ様子
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=cql3THHgrZo
テヘラン:政治犯は解放されるべきだ
Nama Jafariは、「自由の始まりに Nedaの場所は空っぽだ」と人々が唱えるビデオ を共有した。Nedaとは4年前の抗議活動で殺された若い女性Neda Agha Sultan [en]のことである。
「バスィージは青年一人を襲撃した」
別のビデオでは 民兵部隊、バスィージ[en]がテヘランのバナック広場でロウハーニー氏の勝利を喜ぶ一人の青年を襲撃したと伝えている。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=zs-y6k8ylNU
マシュハドでのダンス
祝賀ムードは、テヘランを越えて複数の都市でわき上がった。このビデオでは、宗教都市であるマシュハドで、ロウハーニー氏の勝利を祝って人々が踊る様子が見られる。