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韓国:大統領選挙の介入疑惑、迷宮入り

2012年12月の韓国大統領選の投開票日前に、国家情報院(国情院)が、インターネット上のコメントで、与党に有利になるように組織的な世論操作を行っていた疑惑があり、韓国の一部の国民が特別調査を求めて抗議を続けている。

国情院は昨年に行われた韓国大統領選の投開票日前に与党に有利になるようにインターネット上で干渉した疑惑がもたれている。都市部では5月中旬から数ヵ月間に亘り抗議デモが相次ぎ、毎週末のように抗議活動が続いている。7月中旬以降から抗議デモ参加者は大幅に増加し、 先日ソウルで行われた「抗議のキャンドルライト」では、警察の発表では9,000人だが、40,000人[ko]規模の参加者があったと推測される。

著名な市民ブロガーであるMedia Monguはソウルで行われた抗議活動の印象的な写真を「ソウルプラザに抗議のキャンドルライトが灯された」とtwitterに投稿している。

1ヶ月間に及ぶ国会調査は、韓国国民の疑惑に対する怒りを制圧するために行われたと思われる。しかしながら、効率性及び誠実性の観点からは、韓国国民の期待に応えられるような調査は行われていない。疑惑の中心人物とされる証人及び与党の非協力的な態度により、国会調査は失敗に終わったかのように見える。

前国情院長と前ソウル警察庁長は証人宣誓を拒否し、第三者委員会でさえ与党セヌリ党のボイコット[ko]により適切に行われていないため、提出期限である2013年の8月23日までに疑惑に対する報告書をまとめ上げることはほぼ不可能である。

ある新聞では「的を得ていない国会調査であり、与党と国情院、警察が重要な問題を隠蔽するために共謀するドラマを見ているようである」とコメントを記載している。[ko]インターネット上においても、人々の反応は同様に批判的である。

しかしながら、国会調査により韓国大統領選介入疑惑に関して、真相が明るみになった点もある。例えば、国情院の12にも及ぶ部署 [ko] が国内最大級のポータルサイトであるNaver.com, や中規模のコミュニティサイトであるTodayHumor.com, さらにはTwitterなどのソーシャルサイトに寄せられたコメントを徹底的に削除していた。

女性の内部告発者である前ソウル市水西洞警察調査委員であるKwon Eun-heeは、2012年の12月中旬に国情院による韓国大統領選介入疑惑が明るみになったときに、警察は案件をもみ消そうとしたと衝撃的な証言をした。彼女が第三者委員会において発言した[ko] ところによると、彼女とその同僚らは上司から調査対象を減らすように不当な要求を受け、さらには上司から相当なプレッシャーをかけられたという。

インターネット上では、彼女の活動を称賛するために、署名を集めるホームページ[ko]が開設され、開設後、わずか3日間で27,000以上もの署名が集まった。その中で、いくつかのコメントを紹介する。

国会調査における彼女の行動を拝見して、私には希望が見えた。彼女は脅威に対して不屈の精神で誠実に真実に立ち向かっており、彼女のような人が警察のトップに立つことではじめて韓国は脅しに屈さない国家になることができるだろう。

国情院は北朝鮮寄りに対する心理戦も含めて、インターネット上のコメントは適切に運用されていたと主張している。しかしながら、韓国国民が指摘している[ko] のは、国情院が「反北朝鮮寄り心理戦」を実行することに深刻であれば、なぜ野党の票田である特定の市の人々に対するコメントを大量に削除したのであろうかということである。さらに、国情院の行動が正当化されるのならば、なぜコメントを削除するのであろうか。@jjnsooも同様の観点で指摘している。

国情院は北朝鮮寄りのグループに対抗する行動であったと証言する。もし、それらが真実であれば、情報源は特定されて、それらを書いた人々は拘束されただけかもしれない。なぜ国情院はオンライン上でコメントを削除する必要があったのだろうか。

インターネット上でも、偽証罪に問われること[ko]を恐れて、証人宣誓を拒否した前国情院長と前ソウル警察庁長に対して非難が相次ぎ、反感を買っている。

Sei-hoon と Kim Yong-panは、偽証罪に問われることを避けて、証人宣誓を拒否したが、仮に証言して偽証であったことが判明したとしても、罪に問われなかったであろう。しかしながら、彼らに誠意が無くその上嘘をついたということが国家において明るみにさらされただけである。