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2013年カンボジア国民議会議員選挙の女性候補者マップ

カテゴリー: 東アジア, カンボジア, 女性/ジェンダー, 市民メディア, 政治, 選挙

女性の議席獲得を推進するため、カンボジア人権センター(CCHR)はカンボジア国民議会議員 選挙 [1]に参加している女性候補者データの分析結果を示すマップ [2] を公開した。

CCHRはカンボジアの市民的及び政治的権利を求めて闘う地域団体 [3]で、新たなメディアツールを積極的に活用して、さまざまな支援活動を行っている。カンボジア国民議会議員選挙 [4]は7月28日に実施される予定だ。

sithi.org [2]に掲載中のマップの作成に用いられたデータは、国家選挙管理委員会(NEC) [5]が公表する公式記録を基にしている。

Map of women candidate in 2013 Election in Cambodia [2]

マップが示すように、この選挙を戦う8つの政党全体で、女性は名義上の候補者のわずか18.96パーセント(立候補者名簿上の候補者数886名中168名)、補欠候補者の25.69パーセント(立候補者名簿には載らないが名義上の候補者の辞退に備えた補欠候補者数1012名中260名)、名義上および補欠を合わせた全候補者の22.55パーセント(1828名中428名)となっている。このマップからは、政党別および州別の女性候補者数も分かる。

CCHRによれば、名義上および補欠の候補者に占める女性候補者の割合が低い状況は、所属政党内で女性がいまだに二番手と見なされていることを示唆している。

マップの広報展開中、「女性の政治参加推進プロジェクト(the Project to Promote Women’s Political Representation)」のコーディネーター Chor Chanthydaは、マップの狙いを次のように強調している。

対話型マップに2013年カンボジア国民議会議員選挙の女性候補者データの分析結果を組み込んだことで、カンボジア全土で国民議会議員選挙に出馬した女性候補者の全体像を明らかにすることが出来る。カンボジアの人々に、このマップを見て、立候補者名簿で女性候補者の割合が最も高い政党はどこか、最も低い政党はどこかを知ってほしい。そして選挙の後も、女性候補者数と国民議会議員に選出された女性の数を見比べるなど、マップを監視ツールとして活用してほしい。

2012年コミューン/サンカット評議会選挙 [6]の期間中もCCHRは マップ [7]を公開し、同様にカンボジアのコミューン評議会における女性の政治参加に関するデータを特集していた。NECのデータを用いた結果、カンボジア全土で2,038名の女性がコミューン評議会議員に選出されたことが分かった。この数は全議席数の17.79パーセントにあたる。なお、割合としては少なめ(4.6パーセント)だが見事コミューン長に選出された女性もいた。

校正:Natsuki Sekine [8]