We must stop calling events like these as natural disasters. It is not natural when people continue to struggle to eradicate poverty and pursue development and gets battered by the onslaught of a monster storm now considered as the strongest storm ever to hit land. It is not natural when science already tells us that global warming will induce more intense storms. It is not natural when the human species has already profoundly changed the climate.
-Yeb Sano, lead negotiator of the Philippines government speaking at the UN Climate Summit in Poland.
今回のような事象を自然災害といってはいけない。フィリピンは貧困を撲滅し発展を図ろうと懸命になっている。そのようなときに、これまでに襲った台風の中でも最強といわれる台風に襲われ、打ちのめされている。このような状況の中で、この災害を自然現象とすることはできない。地球温暖化が、これまでよりさらに強烈な台風を誘発する。こういったことは科学的にすでに明らかになっているのだから、これを自然現象とすることはできない。人類がすでに気候を大幅に変えてしまったのだから、これを自然現象とすることはできない。
2013年11月8日、破壊的なスーパー台風ハイエン(訳注:以下、台風30号と表記する)が、中部フィリピン襲った。これにより津波のような高潮が起こり、瞬時に4000人以上の人命が奪われた。さらに、数千を越える人が、かつて自分の家があった 被災地に取り残されている。
フィリピン名ヨランダと呼ばれる台風30号の影響で、政府の援助支援が被災した島々、特に台風に踏みにじられたヴィサイヤ諸島諸州の離島で、滞りがちである。そこでは、死体が今なお道路上に横たわっている。また、家を失った多くの人が避難民となり、食料を乞うている。
レイテ州およびサマル州は、中でも最悪の被害を受けた地域である。国連によれば、1100万以上の人が台風30号による被害を受けたようだ。また、 フィリピン政府の最新の推計によると、この台風により、少なくとも8万戸の家が破壊され、58万2000以上の人が家を失ったということである。
;2013年11月15日世界協定時間午後4時にグーグルハングアウトに録画されたグローバルボイス上の討論「台風30号の被災者が必死で水、食料および支援を求めている。我々はどのようにすれば彼らを支援できるのか。」をご覧ください。
GV上の台風30号関連記事一覧
2014
5月11日 – フィリピン:台風30号が去って6ヶ月が経過 台風被害者はいまなお援助と公正さを求める
Feb 1 – Philippine Typhoon Haiyan Victims Join ‘People Surge’ Protest
Jan 21 – Philippine Typhoon Haiyan Victims Complain of Slow Relief and Substandard Shelters
2013
Dec 27 – Haze and Haiyan: Southeast Asia’s Deadly Disasters of 2013
Dec 23 – 10 Global Haiyan Relief Efforts That Touched Filipino Hearts
Dec 16 – Typhoon Haiyan: A Story of Resilience in a Short Doc
12月6日- フィリピン 台風30号被害救済ボランティアから、涙を誘うレポート4編
Nov 23 – After Haiyan Disaster, Philippines Calls for Relief and Justice for Climate Change Victims
11月20日 – COP19: 気候への取り組みを訴えて断食
Nov 17 – Why CNN is Getting Praise and Flak for its Philippine Storm Coverage
11月15日 GV Face: フィリピン、台風30号被災者を救済
11月15日 フィリピン、台風被災者救援策
11月13日 フィリピン:台風被災者は問う「政府はどこ?」
11月12日 写真:フィリピン、台風被災者の過酷な生活状況
Nov 11 – PHOTOS: Philippine Villages Reduced to Wasteland by Super Typhoon Haiyan
11月10日 写真:スーパー台風30号によりフィリピン中部に壊滅的被害
災害規模
援助の仕方
フィリピン政府は世界中からの寄付金の受け入れが可能な、推奨する;組織のリストを作成した。フィリピンの財団法人や教育機関の中にはあらゆる援助を受け入れているものもある。寄付金はiTunesや携帯電話からも送金できる。ウエスタンユニオンは平成25年11月末までフィリピンへの送金手数料を;無料としている。
大切な人をお捜しですか。
フィリピン政府の公式ウェブサイトに台風30号の被害状況と救援活動の最新情報が掲載されている。行方不明の親族や友人を探している人はGoogle Person Finderの安否調査システムを利用して、捜索が可能である。一方、フィリピン政府は台風30号に踏みにじられた地域の死亡者のリストをネット上に掲載している。
ツイッター
フォロー先 @mongster| @planphilippines | @atomaraullo
ハッシュタグ:#yolandaph| #Haiyan| #reliefph
この記事に関連したヒントや情報をお持ちの方は、マニラを拠点にした東南アジア担当記者Mong Palatinoにご連絡ください。