ピロポとは、男性が女性の気を引き、褒め称えるために言うことを指す。これは長い間、美点ともいえるおふざけの方法と考えられてきた。しかし今、ピロポは本当におふざけの類いなのか、それとも侵害行為なのかという議論が持ち上がっている。
Internet Press Servicesの2011年 の記事[es]では、このように書かれている。
Algunos hombres lo reivindican como un halago y hasta una expresión poética. Pero para muchas mujeres, el piropo callejero es una forma de acoso que las ofende, las humilla y, en algunos casos, las denigra.
「ピロポを賛辞と捉え、詩的表現の形だとすら思っている男性もなかにはいる。しかし、大半の女性にとっては、ピロポは攻撃的かつ屈辱的な嫌がらせで、時には中傷にもなりえる行為である。」
Google [es] では、このような検索結果が出てきた。
「美声のピロポは真の愛に勝る」
「彼女を口説き落とすには、50回のピロポがいる」
「女性を幸せな気持ちにするには、107回のピロポが必要」
多くのアーティストとウェブユーザが写真とイラストをシェアすることで、路上での嫌がらせを公にして、女性への尊敬を呼びかけてきた。
チリのイラストレーターであるMarcelo Pérez[es] 氏は、作品の一つをシェアしている。路上で耳にするいわゆる「賛辞」に対して、ある女性が抱いた気持ちを描くものだ。
一枚目のイラストで、主人公の女性はこう言っている。「こんなの賛辞なんかじゃないわ。一年中ひとりの女性も見ていなかったみたいに涎をたらす馬鹿よ」
二枚目のイラストの女性は、「これはひったくりと変わらないわ。歪んだ不意討ちのようなものじゃない」と言っている。
三枚目の女性は、このように言っている。「これは公共の場で、褒め言葉でも魅惑的でもない下品な言葉を叫ぶ犯罪だわ。」
四枚目のイラストでは、こう書いてある。「まばたきもしない精神病質者に、じーっと気味悪く見つめられているようなものよ」
アルゼンチンでは、グローバル・ボイスの著者であるJorge Gobbi氏[es]がFlickrを通じて一枚の写真をシェアした。同地域の女性たちの運動から生まれた、「女性にピロポではなく尊敬を」というフレーズを取り上げた写真だ。
一方で、Marta G. Terán氏[es]は、同じフレーズを用いた写真をシェアした。これは、
ブロガー[es]でイラストレーターの<a; href=”http://www.flickr.com/photos/devilkaty/”>DevilKaty氏[es]は、以下の漫画をシェアした。
- Hombre: Ustedes las minas son unas histéricas, cómo no les van a gustar los piropos.
- Sí. Es cierto, cómo no lo pensé antes. Me encanta que me acosen en la calle. Me siento asquerosamente halagada! Amo que un tipo que no conozco y que no me guste me mire las tetas solo por ser mujer. Es un honor ser denostada de tal forma! Adoro esa forma retorcida y pervertida de admiración!
- Hombre: Ya, sí, ya entendí.
男性「かわいこちゃんたち、君たちはヒステリーすぎるよ。なぜピロポが好きになれないわけ?」
「ええ、本当ね、どうしてそう考えてこなかったのかしら…。私は路上で嫌がらせされるのが大好きなのよ。うんざりするくらい褒められるような気持ちがするわ!見ず知らずの好きでもなんでもない、たまたま現れた男性たちに、私が女性だっていうだけの理由で胸を見られるのが心底好きなの。そんな風に侮辱されることが名誉なのよ!ねじ曲がって歪んだ褒め言葉が大好きでたまらないの!」
男性「あー、分かった、分かったよ…」
ついにFacebookは、女性を褒め称える形としてピロポに異義を唱え、ピロポを嫌がらせの一種にカテゴライズする多くのグループを取り上げている。
ピロポによる女性への嫌がらせに反対 [es]
路上での嫌がらせをやめて [es]