一匹の3Dチタン製のドラゴンと一人の7歳の女の子のお話は、2014年新年一番の明るいニュースの材料になっている。オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)がその公式ブログ [2]で誇らしげに報告した。
今週初めに、私たちはある1通の手紙を掲載 [3]しました。手紙の送り主はソフィー、7歳の女の子でした。その内容は、ドラゴンがどうしても欲しいということでした。
「神話に出てくるようなドラゴンや火を吐くドラゴンについては、これまで全く研究をしてきませんでした。このことを、オーストラリア国民の皆さまに申し訳なく思います」と返答しました。
報告は続く。
…わたしたちは居ても立っても居られなくなりました。そのため、ドラゴンについてもう少し調べてみるとソフィーに約束しました。
そして、今朝9時32分(オーストラリア時間)に一匹のドラゴンが完成しました。
そのドラゴンの作成過程はここ [4]で見られる。
数多くツイートされた中で、テクノロジー・ニュース・サイトであるギズモード・オーストラリアのツイッター上での反応は典型的なものだ。
CSIRO 3D-Printed A Dragon Made Of Titanium For A 7-Year Old Girl, Because It Could – http://t.co/ukdVvvQLjx [5]
— Gizmodo Australia (@giz_au) January 11, 2014 [6]
CSIRO、7歳の女の子のために3Dプリンターでチタン製のドラゴンを制作。それなら作れるから-http://t.co/ukdVvvQLjx [5]
KMB は明らかに、元気が出るニュースを楽しんでいる。
Take an ‘Ahhh’ break from an otherwise cr@p ‘news’ day MT”@CSIROnews [7]: Sophie asked. We made a dragon. http://t.co/pJ916dOkc0 [8] ^VH”
— KMB (@rich_tapestry) January 10, 2014 [9]
他の「ニュース」がくだらない日に、「あ~」って記事で一休みしよう。 MT(訳注:修正済みリツイート)「@CSIROnews [7]: ソフィーの願いに、ドラゴンを作成 http://t.co/pJ916dOkc0 [8] ^VH」
レイチェル・マクディアミッドもこう述べた。
Man I just LOVE the CSIRO. Legends! And great publicity. Accelerating our dragon R&D program http://t.co/OWNJShfNLj [10] via @wordpressdotcom [11]
— Rachael McDiarmid (@RJMcDiarmid) January 8, 2014 [12]
あぁ、CSIRO が本当に大好きです。語り草になりますね!それにすごい宣伝効果だし ドラゴン研究開発計画を急ぐ http://t.co/OWNJShfNLj [10] @wordpressdotcom [11] から
デイモン・メレディスはこの、政府組織のための広報活動の、隠れた狙いを見て取った。
I, as a taxpayer, would support more dragon research. @CSIROnews [7] http://t.co/7xzkhqGalq [13]
— Damon Meredith (@DamonAM) January 9, 2014 [14]
私は、納税者として、もっと多くのドラゴンの研究を支持していくつもりです。 @CSIROnews [7] http://t.co/7xzkhqGalq [13]
ヒュー・ヨルゲンセンは予算削減についてはっきりと述べた。
And we're defunding these guys why? MT @CSIROnews [7] Sophie asked, and we said we'd look into it. We made a dragon http://t.co/JiaL9fKYdR [15]
— Hugh Jørgensen (@hughjorgensen) January 10, 2014 [16]
それから、どうしてわれわれはその予算を削減しているのでしょうか。 MT @CSIROnews [7] ソフィーの願いに、研究を約束。ドラゴンを作成 http://t.co/JiaL9fKYdR [15]
しかし、ジョン・デリーは不快な思いを口にした。
I don’t give a crap about Sophie or her dragon. #csiro [17]
— John Derry (@johnlderry) January 10, 2014 [18]
ソフィーやドラゴンのことなんて、どうでもいいです。#csiro [17]
だが、ペニー・ティムズはハッピーエンドが好きだ。
Who says news is always about disaster and destruction? A nice ending. #CSIRO [19] makes #Brisbane [20] girl a titanium #dragon [21] http://t.co/0MFAfhaW0l [22]
— Penny Timms (@pennytimms) January 11, 2014 [23]
ニュースが災害や破壊ばかりだなんて誰が言ったのですか。素晴らしいお話です。CSIRO、ブリスベン在住の女の子にチタン製のドラゴンを制作 http://t.co/0MFAfhaW0l [22]
制作されたドラゴンはメスで、ソフィー・レスターの希望どおり、「トゥースレス」と名付けられた。
ドラゴンが届けられる前、ソフィーの母親は娘の喜びようをこう語った [25]。
Mrs Lester said Sophie was overjoyed with the CSIRO's response and has been telling everyone dragon breath can be a new fuel.
”All her friends are now saying they want to be a scientist and Sophie says she now wants to work in the CSIRO. She's saying Australian scientists can do anything,” she said.
レスターさんの話によれば、ソフィーは CSIRO の返事に大喜びし、ドラゴンの息は新しい燃料になるかもしれない、とみんなに話していたそうです。
「あの子の友だちは今やみんな科学者になりたいと言っています。ソフィーは、CSIRO で働く夢を持っています。ソフィーは、オーストラリアの科学者は何でもできると口にしています。」レスターさんはそう語りました。