テレビは見るもの、ラジオは聞くもの、新聞は読むもの…という考えはもう古いのかもしれない。市民が主役になって情報発信を行う市民メディア―その担い手たちが年に一度情報交換をする市民メディア交流会が今週末、愛知県刈谷市にある刈谷総合文化センターで開催される。
今年で12回目となる市民メディア全国交流会「三河メディフェス2014」は「すぐそこにあるメディア」をテーマに刈谷市の市民放送局「チャンネルDaichi」やコミュニティ放送局のエフエムキャッチらがサポート。地元発の映画作品の上映や地域メディア、インターネットテレビ、学生ラジオについての分科会のほか、新聞の新しい形をさぐった「まわしよみ新聞」のワークショップなどが行われる。
2014年5月3日か5月5日の3日間にわたり情報の送り手となった市民が地域とどうかかわり、伝えていくのか、既存メディアやクリエイターとの協働やインターネットをつかった情報発信の取り組みまで、盛りだくさんに取り上げるイベントになりそうだ。