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フランス語話者、2050年までに7億5千万人に?

カテゴリー: サハラ以南アフリカ, 西ヨーロッパ, 中央アフリカ, メディア/ジャーナリズム, 国際関係, 市民メディア, 教育, 芸術・文化, 若者, 言語

(特に断りのないリンク先は、英語のページです。)

Bangui, Central African Republic. The French language retains some of its former influence in the former French colonies in Africa.

中央アフリカ共和国のバンギ。フランス語は、アフリカの旧フランス植民地において、かつての影響力をいくぶんか保っている。写真はウィキメディア・コモンズより。

フランス語を学ぶことは無意味だ [1]という、ジョン・マホーターのNew republicでの主張に反論して、パスカル・エマニュエル・ゴブリーは自身のForbesのブログ上で、フランス語はもしかすると将来性のある言語 [2]かもしれないとして、次のように書いている。

French isn’t mostly spoken by French people, and hasn’t been for a long time now. The language is growing fast, and growing in the fastest-growing areas of the world, particularly sub-Saharan Africa. The latest projection is that French will be spoken by 750 million people by 2050. A study by investment bank Natixis even suggests that by that time, French could be the most-spoken language in the world, ahead of English and even Mandarin.

フランス語話者の大半はフランス人ではなく、それは、これまでも長い間そうだった。この言語は急速に普及しており、世界で最も急成長している地域、特にサハラ以南のアフリカ地域において広がりつつある。最新の予測では、フランス語を話す人は2050年までに7億5千万人になるだろう、とされている。投資銀行Natixisによる調査では、その頃までには英語や北京語さえもを上回り、フランス語は世界で最も話される言語になるかもしれない、とまで示されている。

ひと月前、グローバルボイスの翻訳者が、フランス語学習における課題と利点 [3]について述べている。

校正:Shoko Baba [4]