10月13日、ファッションの祭典「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク」が東京で始まった。
メルセデス・ベンツは約20年にわたり世界でファッションイベントのスポンサーを務めてきたが、そんなメルセデスがタイトルスポンサーをしているのが、メルセデス・ベンツ・ファッション・ウィークだ。
この「祭典」は今では世界各地のファッション・シーンにおいて欠かせない存在となっている。
日本をはじめ約20都市で開催されており、特に情報発信力が大きいパリ・ミラノ・ロンドン・ニューヨーク・東京の5都市で行われるものは「5大ファッション・ウィーク」と呼ばれ、大きな注目を集めている。
今回の会期は10月19日までの6日間。
2015年の春夏コレクションを対象に、世界規模のブランドや東京ならではのブランドがランウェイや展示会を毎日行っている。
Ha ha RTW Spring 2015 Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO #TFW #RTW #Fashion #Style #Designer #Haha #Runway pic.twitter.com/5TyLP35q9U
— StyleFT (@StyleFTDaily) 2014, 10月 14
Dresscamp always brings the dressy camp ドレスキャンプ、この柄は、さすが!#tokyofashionweek #jfw #tfw #mbfwt #wwdjfw pic.twitter.com/Geuc3cD5D9
— ミーシャ mishajanette (@FashionTubuyaki) 2014, 10月 13
東京では毎年、3月と10月に開催されている。
期間中はファッションのみならず、メルセデス・ベンツの最新モデル(車)の展示や各界の主要人物が集うパーティーが開催される。
こういったイベントも、ファッション・ウィークを大いに盛り上げる大事な要素だ。
そんなメルセデス・ベンツ ファッション・ウィークが掲げるスローガン。
1. 世界に向けた新人デザイナーの登竜門に
2.「創」(デザイナー)、「匠」(製造事業者)、「商」(アパレル・小売)の連携の起点に
3. 東京をもっとおしゃれで楽しい街に
メルセデス・ベンツでは若手デザイナー発掘のために、有望なデザイナーの海外進出支援をしたり、ファッション・ウィーク開催国同士でデザイナーの相互派遣・受け入れを行っている。
初日である10月13日、最初にランウェイを飾ったのはあの有名なモリハナエのコレクションだ。
今回は“MORI HANAE designed by Yu Amatsu”と称され、新デザイナーである天津優のコレクションを展開した。
ブランドの創始者である森英恵以外のデザイナーが就任するのはブランド初だそう。
Hanae mori #jfw #tfw #東コレ pic.twitter.com/RK6d3vNPIJ
— n↨oriyuki (@ex1227) 2014, 10月 13
ファッション・ジャーナリスト、スタイリスト、ブロガーのミーシャ・ジャネットは、自身のブログに英語と日本語で初心者がこのイベントを見に行く際の「心得」を掲載している。
*時間厳守。海外では”ショーのスタート時間にホテルを出ても余裕で間に合う”よね?でもここは東京。数分の遅れでも車掌さんが丁寧に謝罪してくるような街。ちょっと早めに到着するべし。せめてスタート時間には着いてないと見逃すよ!
*…電車を活用すべし!東京の交通網は他のファッションシティとは比べ物にならないくらい優秀。[…] それに、タクシーに乗るのも他の国より簡単。でも[…]電車がおすすめ。だって、東京のタクシーは高い!!!初乗り2キロで710円って。。[…]電車に乗るのってちょっとした冒険みたいでいいじゃない?
*指定席ではないよ!基本的には早い者勝ち。優先順位はちょっと海外より難しいかも。第一優先:ビジネスパートナーと古くからの友人。第二:ブランドを取り上げてくれるメディア(年功序列)。第三:ニューフェイスのメディア。…バイヤーはあまり大切に扱われないハプニングが多いという噂だが…汗。
デザイナーはショーの後のインタビューに協力的で、質問に答えるためにわざわざバックステージから出てきてくれるとか。
そのほかにもミーシャ・ジャネットのブログでは、期間中にファッショニスタたちが集うレストランや、取材や観覧のために遠方から来る人のためにホテルの紹介などもしている。
同ファッション・ウィークの詳しい様子は公式Facebookページから見ることができる。