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日本:Twitterを変えた「天空の城ラピュタ」の一斉ツイート

カテゴリー: 日本, テクノロジー, 市民メディア, 経済・ビジネス
japan twitter users

Twitterのスクリーンショット

ウェブマガジンWired US版の最近の記事によると、 [1] 日本人のようなツイッターの使い方は独特だという。過去に実際、人気のつぶやきサイトを同時に使う日本人独自の使用法で、ツイッターが停止状態となった。

その原因とは何か? Twitter社によると、一年の決まった時期、日本人が全く同じ時間に、つぶやきを共有することを好むからだそうだ。

例えば、2012年の大晦日では、新年のまさに始まりである0時、ほぼ全てであろうツイッターユーザーが全く同時にツイートし、ツイッターが停止することとなった。

新年に限ったことではない。

昨年の8月にもツイッターに不具合が生じた。
それは、アニメ「天空の城ラピュタ」 [2]のテレビ放送中、特定の瞬間(訳注:物語のクライマックスで、主人公が滅びの呪文「バルス」と言った瞬間)に一斉ツイートが行われたためだ。
その時、秒間ツイート数の世界新記録 [3]を、日本人が打ち立てた。

以前、日本のツイッターユーザーは、男子、女子サッカーワールドカップの試合中にも、秒間ツイート数で新記録 [4] を更新したことがある。 

結果的に、Twitter社は、日本のツイッターユーザーにより、全く新しいシステムを考え出さざるを得なくなった。

comScore [5]2013 Japan Digital Future in Focus report [6]の報告によると、2013年5月の時点で、インターネット利用者のうちツイッターを利用しているのは、アメリカがわずか26%なのに比べ、日本は約30%である。 [7] 

Twitter社の解決策についてもっと知りたい方は、Wired [1]を読んでみよう。

校正:Sayuri Ishiwata [8]