この記事は、世界の気候変動問題に対する運動を育てている組織 350.org(スリーフィフティ)へAaron Packardが投稿したものである。コンテンツ共有の合意のもとにグローバルボイスへ再掲した。
10月17日(訳注:原文は10月21日に掲載)、350.orgの 気候戦士 はニューカッスル港へとこぎ出した。数百人のオーストラリア人がその後ろに続いた。そして、彼らは巨大な石炭運搬船と対峙した。それはまさに、ダビデとゴリアテの戦いだった。
戦士たちはその勇気をいかんなく発揮していた。自らの故郷を危機にさらしている化石燃料産業と対決したときのことだ。カヤックに乗った数十人のオーストラリア人とともに、戦士たちは手彫りのカヌーをこぐことによって、ニューカッスル港からの石炭運搬船10隻の出港を阻止することができた。だが、最も大切なことは、戦士たちは堂々としており、彼らのメッセージが明確に伝わったことだ。「私たちは島を水没させない。そのために闘っている」
戦士たちが闘いを続ける間、我々が彼らの勇気ある行動を伝えるのを助けてほしい。彼らの行動を友人にシェアしてほしい。戦士たちは闘いつづける。だが、それは助けがあってこそだ。
どんな様子だったか紹介しよう。
以下の写真は、太平洋に浮かぶ12の島国の代表者たちが、石炭運搬船の出港を阻止することで、気候変動への意識を上げようとニューカッスル港に集まった様子を写したものだ。