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ネット上でブーム?日本の「イギリスフレンチトースト」を食べてみよう!

カテゴリー: 日本, ユーモア, 市民メディア, 経済・ビジネス, 食
The original English Toast. Photo by Flickr user Hajime NAKANO. CC BY 2.0 [1]

元祖イギリストースト。撮影: Hajime NAKANO(Flickrユーザー)。CC BY 2.0

とある日本のご当地おやつに、インターネットユーザーたちが驚いている。「イギリスフレンチトースト」 [2]は、本州最北の青森県で親しまれている「イギリストースト」という菓子パンの一種である。イギリスとフランス、この二つの国籍のごちゃまぜ状態に困惑している人もいる。

日本の各都道府県は、大抵、他の場所では手に入りにくい独自のおやつを生み出す。このため、青森県外に住む人々が、イギリスフレンチトーストがどのようなものかを理解するのは難しいようだ。 

元々のイギリストーストは、分厚くカットした食パン2枚に薄くマーガリンを塗った、青森県民に人気のおやつである。マーガリンの上から砂糖が振りかけられており、2枚の食パンがサンドウィッチのように重なっている。

青森のイギリストーストは、様々なコンビニおやつの中で定番商品となっている。

イギリスフレンチトーストの特徴は、グラニュー糖ではなく、カスタードが使用されている点である。グラニュー糖が使われていないからと言って、甘くないわけではない。

同じ日本語を話す日本国民の間ではあるけれども、イギリスフレンチトーストを青森県外の人々にうまく伝わっていないようだ。

この少々矛盾したネーミングは、インターネット上でちょっとした話題となったようだ。

工藤パンの代表的製品イギリストーストを実は生まれて初めて食べる。私が青森県民だった頃はなかったよな。「イギリスフレンチトースト」というイギリスなのかフランスなのかの分からないネーミングのを選んでみたw。ちなみにトーストはされていない模様。 [11]

A photo posted by Tsutomu Notani (@smart_boy) on

校正:Miyuki Wood [12]