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先住民の言語でツイートを! オーストラリアからの新しい試み

[リンク先は英語のページも含まれます。]

Marrin Gamu

Marrin Gamuの様子。許可を得て使用。First Languages Australiaの厚意による。

あなたの母語は何だろうか。それをソーシャルメディアやその他のコミュニケーションでお使いだろうか。

7,000以上の言語が世界中で話されているにも関わらず、インターネット上は、そのうちの一握りの言語で占められている。2月21日の国際母語デーに合わせ、2015年、グローバル・ボイスは母語(#MotherLanguage)でツイートしようというキャンペーンを促進する国際コミュニティーの一翼を担った。

イギリスによる植民地化が始まった1788年、オーストラリアでは300から400の先住民の言語があったと推測されている。今日まで残っているものの中で、おそらく数十の言語のみが根強く残っていて、その他の多くが消滅の危機にある。

First Languages Australia logo, taken from its Facebook page

First Languages Australiaのロゴ。フェイスブックページより。

オーストラリアの約75%の人々が、家庭で英語のみを話す。先住民の言語に加えて、かなり多くのLOTE(訳注:英語以外の外国語の意。Languages Other Than Englishの略)が主に移民家庭で話されている。

2月22日以前では、先住民の言語でのツイートやソーシャルメディアへの書き込みを見つけるのは簡単ではなかった。First Languages Australiaはこの状況を変えようと取り組んできており、ツイータソンの2日前にフェイスブックに以下の投稿をした。(訳注:ツイータソンとは、ツイッター上で行われるイベントやキャンペーンのこと。ツイッターとマラソンの混合語)

明日、ツイッターの世界で、 ‪#‎Wiradjuri、 ‪#‎Noongar、 ‪#‎Miriwoong、 ‪#‎Yugambeh、 ‪#‎Woiwurrung、 ‪#‎Gunnai、 ‪#‎Boonwurrung、 ‪#‎Gunditjmara、 ‪#‎WembaWemba‬、 ‪#‎Kriol、 ‪#‎Butchulla、 ‪#‎KalawKawawYa‬ の言葉が聞こえるだろう。
あなたも一緒に楽しもう!

これらのハッシュタグはフェイスブックでも使われている。すでに「これらの言語」でのツイートがいくつかあって、時々言及されている。

そのひとつが、Kylie Farmerによるものだ。彼女は西オーストラリア州のNyungarつまりBibbulmun(あるいはNoongar)出身の女優だ。オンラインビデオに関するツイートがこちらだ。

素敵なおばさまたち、これを見てちょうだい。昔からつたわるくじらの真実の話についてよ。聞いて、楽しんでね。

TEDx でのKylieの講演「Keep our languages alive(訳注:母語を使いつづけよう、の意)」で、彼女は自身の義務をこう説明する。

次の2つのツイートはオーストラリア・クレオール語の使用についてのものだ。クレオール語にはいくつかの種類が存在する。

「Ngukurr」は先週やっとウィキペディアに追加されたよ! 今では見れるんだ :)

ウィキペディアによると、クレオール語は「2つ以上の言語の混合によって成立した基礎のしっかりしている完成した言語」である。Ngukurrはアーネムランドにある遠隔地のアボリジニのコミュニティであり、オーストラリア・クレオール語が主要言語として使われている。

週末のクレオール語講座はほんとに素晴らしい

カテゴリー4のサイクロン・ラムが北部オーストラリアのアーネムランド中央の海岸に差し迫っていることについても、オーストラリア・クレオール語でのツイートがあった。

@abcnewsntは身軽に旅行しないということがわかった。

このデカい頭の男は誰だ?

質問にあがっていた男性はSteven Schubert @senorschubertで、@ABCNewsNTのデジタルプロデューサーだ。@ABCNewsNTのためにサイクロンを取材していた。

マニングリダでサイクロン・ラム(#CycloneLam)に備える青年AlbertとLemos。@WestArnhemからの写真。もっと見たい人はこちら。

ノーザンテリトリー政府によると、マニングリダは驚くほど複雑な言語網を持っている。

中央アーネムランドにもともと土地を持つ人々は、Ndjebbanaを話すKunbidji族だ。さらに、マニングリダでは13の異なる言語が話されている。この地域では、言語が社会的アイデンティティを示す重要な指標だ。同様に、どの言葉を話しているかが、一族や社会グループを構成する主要要素である。

コミュニティー内では、3つ、4つあるいはそれ以上の先住民の言語を話すことができる人がほとんどだ。実際、マニングリダは世界でもっとも複数言語を話すことのできるコミュニティと言えるかもしれない。

…地域で話されている主要言語は、Burarra (46%)とNdjébbana(12%)である。Eastern KunwinjkuやNa-KaraとWurlakiもまたかなり広く話されている。

サイクロンの間、人類学者のEvenly Enduattaは東アーネムの言葉であるYolgnuでツイートをした

マニングリダで使われている先住民の言語でツイートしている人がいるかは分からない。だけど、その人たちに確かにやってみる勇気を与えている。

First Languages AustraliaはMarrin Gamuと呼ばれる活動でもイニシアチブを取っている。この活動は、学校に通う子どもたちが、ある歌を自分たちの言葉に変えて、ビデオを作るというものだ。活動風景を紹介するビデオがこちら。

Vimeoに投稿されたMarrin Gamuの様子。

First Languages AustraliaのStorifyで、国際母語デーのツイートからのセレクションを見ることができる。

First Languages Australiaは言語センターであり、オーストラリア中で言語大使として活動している。そして国際母語デーキャンペーンに合わせて、ツイッターとコラボレーションした。東部オーストラリア標準時の朝7時45分から深夜まで、全体で111のオーストラリアの言語でのツイッターが見られた。ここでツイートを見ることができる。
Tweet for International Mother Language Day 2015 – Australia

また別のStorifyからのセレクションはこちら。Indigenous Tweets Highlight International Mother Language Day in Australia.

校正:Maya Aoki