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友情に宗教・民族は関係ない。ミャンマーで行われている、新しいセルフィーの活用方法

カテゴリー: 東アジア, ミャンマー (ビルマ), 人権, 宗教, 市民メディア, 抗議, 政治, 若者
Myanmar My Friend Campaign [1]

#myfriendキャンペーンの一場面、写真はFacebookページより

現在ミャンマーの各地では異なった宗教や種族へのヘイトスピーチや差別、コミュニティー間の衝突が多発している。そんな中、寛容と友好を奨励するセルフィーキャンペーン [2]が実施されている。

このFacebook上のキャンペーンは、ミャンマーで一番大きな都市であるヤンゴンの若者達を中心に2015年4月から開始 [3]された。自分と異なる民族や宗教の友人とのセルフィーを人々に呼びかけている。

キャンペーンには#myfriendと#friendship_has_no_boundariesというハッシュタグが使用される。

2012年以降、ミャンマー中部、西部、北部 [4]では一部の仏教徒と、少数派 [5]のムスリム間で断続的な衝突 [6]が起きている。ミャンマー中部 [7]のメイッティーラではでは仏教徒とムスリムの住む地区の家が焼かれて [8]しまい、何千もの人々が自分たちの居住地を追われた。一番深刻な衝突は2012年10月にミャンマー西部のラカイン州 [9]で発生し、ムスリムのロヒンギャはシットゥエの町近くの避難民キャンプでの生活を強いられている。ミャンマー政府は、ロヒンギャ族は不法移民であるとしている。

時を同じくして、ミャンマーのソーシャルメディアではヘイトスピーチ [10]や嫌がらせが広まり、不寛容と差別があふれるようになった。

写真は#MyFriendキャンペーンのもので、ミャンマーの特に若者たちが、敬意と友情を示すことにより憎しみあうことを終わりにしようという強い気持ちを語りかけていることが見れる。

仏教徒のハン・セス・ルーがアップした [11]ムスリムの友達との1枚。

Myanmar My Friend Campaign (5) [11]

「僕は仏教徒、友達はムスリムなんだ。僕は少年で、彼女は少女。
僕たちはお互い違うけど、受け入れあってる。
人生は永遠じゃないんだから、今を楽しんでいかなきゃね。
友情には境界線なんてないんだから。」
#MyFriend
#Friendship_has_no_boundaries – looking for peace with May Khin

キリスト教徒のロディ・ディンがシェアした [12]タイの仏教徒の友人との1枚。

Myanmar My Friend Campaign (3) [12]


「私はミャンマーに住むチン族のキリスト教徒、友人はタイの仏教徒です。」

ムスリムのスー・ヤドナー・ミンはシーク教徒の友人との友情を誇り [13]に思っている。

Myanmar My Friend Campaign (4) [13]

「彼はシークで私はムスリム。でも友達よ。
違いはあるもののそれぞれの意見や信念を分かち合い、
お互いのアイデンティティの違いを認め、
尊重しているわ」
#Myfriend
#Friendship_has_no_boundaries

 

校正:Mitsuo Sugano [14]