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COP21へ向けた記事コンテストでペルー人ジャーナリストが受賞

カテゴリー: ラテンアメリカ, ペルー, メディア/ジャーナリズム, 市民メディア, 意見, 環境

(原文掲載日は2015年11月17日です)

Imagen de Flickr del usuario Ron Mader (CC BY-SA 2.0).

画像:ロン・メイダー [1]のFlickr。国連気候変動会議(COP21)のハッシュタグ。COP21は11月30日から12月11日 までパリで行われる。CC BY-SA 2.0.

ペルー人のジャーナリストであるピラール・セリ・フリアスは、国連開発計画(UNDP)と非営利団体のOXFAMから名誉ある「パリへの声(Voices2Paris)」賞を受賞した5人のうちの一人 [2]だ。フリアスの気候変動への取り組みが称えられた。

ペルーのジャーナリストが国連に表彰されました。

ウェブサイトClases de Periodismo [6]では受賞した彼女の記事が短く紹介されている。

La historia premiada cuenta como cinco mujeres peruanas, que viven en la provincia de Candarave, Tacna, viajaron a la India para aprender a instalar paneles solares y, al retornar a sus comunidades, mejoraron la calidad de vida de los habitantes a través del acceso a la luz eléctrica.

受賞記事はタクナ県カンダラベ郡に住む5人のペルー人女性の活動をまとめたものである。彼女たちは太陽光パネルの導入方法を学ぶためにインドに旅立ち、帰国後、電灯を普及させることで地域の生活を豊かにすることに貢献した。

ピラール・セリは気候変動と各国の交渉を紹介するニュースサイトConexiónCOP [7]の記者である。

ConexiónCOP busca facilitar el trabajo de los periodistas y líderes de opinión de la región a través del acceso y actualización diaria de noticias, entrevistas, reportajes, datos, reportes clave e historias relacionadas con el cambio climático.

ConexiónCOPは気候変動に関するニュースやインタビュー、報告書、重要な事実、人々の話などの記事を提供することで、地域のジャーナリストやオピニオンリーダーの活動をサポートすることを目的としている。

ConexiónCOPは11月30日から12月11日までパリで行われる予定の国連気候変動会議 [8](COP21)についても扱っている。

そのほかの受賞者はニール・マークス (ガイアナ)、ダイアナ・オモンディ・マキマリオ (ケニア)、シャハニ・シン・シュレスタ (ネパール)、オーガスティナ・アームストロング・オグボナ (ナイジェリア)。応募された記事は2度の事前審査も含め、主要な報道機関の著名なジャーナリストたちにより評価された。

すぐにツイッターでもお祝いの言葉が贈られた。

ピラール・セリを誇りに思うわ!この受賞は彼女にふさわしい。ConexionCOPはCOP21に素晴らしい代表を送ることになるわね。
(訳注:「パリへの声」賞を受賞したジャーナリストたちはCOP21に参加できる。)

ピラール・セリの業績を称えて、おめでとう。

11月13日にパリ同時多発テロ事件 [16]が起きたものの、フランス当局はパリでの気候変動に関するサミットを延期する予定はない、と報道 [17]されている。

校正:Takako Nose [18]