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「アンフェア・アンド・ラブリー」運動で肌の色の偏見と闘う女性たち

Screenshot from the Instagram account #unfairandlovely_

インスタグラムアカウントの「アンフェア・アンド・ラブリー」からの画像

アフリカとアジアの多くの地域で、一般的な美の概念はしばしば色白な女性と結びついている。美白化粧品は 数十億ドル市場であり、その美白商品は色黒の肌の色を薄くすることは可能だし好ましいことだという認識を後押ししている。

「アンフェア・アンド・ラブリー」運動は、このような認識に対する挑戦である。ハッシュタグ「アンフェア・アンド・ラブリー」は、女性たちに自分たちの色黒の肌を賛美するよう呼びかけ、ツイッターやインスタグラムやタンブラーなどの様々なソーシャルメディアで勢いを得た。この運動は、アメリカでの、ある写真撮影から始まった。写真は、パックス・ジョーンズが撮影、スリランカ出身の親を持つ姉妹のミルーシャ・ヨガラジヤ とヤニューシャ・ヨガラジヤがモデルを務めた。3人はテキサス大学の学生である。

「色白(Fair)」はより美しいとする概念(有名な「Fair and Lovely」美白クリームに見られるように)に挑戦するため、3人はその写真にハッシュタグ「アンフェア・アンド・ラブリー」を付けてオンライン上で共有した。

「アンフェア・アンド・ラブリー」運動はその後まもなく人気となった。黒人のジョーンズはインタビューの中で言った。「肌の色による差別がどれほど行き過ぎた形で世界的現象になるのか、またそれが自分とは異なる人種的背景を持った人たちにどう影響するのか、それを探りたかった」

私の友人の母はかつて美白をしていて、私はとても悲しかった。様々な色に美しさはある。

肌の色による差別に対して、かつて他の運動が起きていた。インドの化粧会社のEmamiに対し同国で起こった署名活動では、「Fair and Handsome」クリームの非常に差別的な広告を撤廃するよう求めた。2013年には、別の運動の「ダーク・イズ・ビューティフル」(グローバルボイス記事を参照)が、色黒の肌はどこか醜く劣っているとする見方と闘った。その翌年、インドの広告基準協議会は美白製品の差別的な広告を禁止した。

アフリカの国家のコートジボワールもまた、長期的な健康被害の不安を挙げ美白クリームを禁止した。

「アンフェア・アンド・ラブリー」に賛成し、多くの女性たちは「アンフェア・アンド・ラブリー」のハッシュタグを付けてツイッター上に自撮り写真を共有した。

人々は色黒の肌の女の子をいじめるけれど、私たちの輝きはこの社会に光をもたらすことがわかっていない。

私の肌は絶対に褐色よ。自分の肌、自分の髪、すべてを愛しましょう。

ありのままの姿に満足して。マスコミに美の定義を語らせないで。

あなたの肌がどの濃さの褐色でもあなたは美しい。「アンフェア・アンド・ラブリー」最高!私は自分を愛してる。

スリランカ人、バングラデシュ人、そして南インド人は、支配的な北インド人にも、彼らが持ち込んだ美の概念にも決して同化しなかった。

ハッシュタグ ユーモア

東南アジア女性が経験した肌の色による差別への皮肉な反応。

一部の男性もまた運動に加わった。

私は薄い肌色のほうがいいといつも言われたが、これが私の肌だし私は気に入っている。

私も自分自身を好きでいることを学んだ。

インド人で、ユーチューブで人気者の「The Techy Tantrika」は「アンフェア・アンド・ラブリー」運動を支持して、彼女自身の葛藤を共有するビデオをアップロードした。

このビデオの中で「The Techy Tantrika」は欧州中心の美の概念を批判した。「私は違う人種のように見せたがるこの考えが理解できない。訳が分からない」

パックス・ジョーンズはハフィントンポストで「アンフェア・アンド・ラブリー」運動は「誰でも受け入れる場であるべき」と述べた。

It is for the dark-skinned queer, trans, genderqueer, non-binary, poor, fat, differently abled people of colour.

「アンフェア・アンド・ラブリー」運動は、肌の色が濃く、かつ、同性愛者、トランスジェンダー、性別を男女に分類できない人、貧困者、肥満の人、非白人の障害者である人たちを支援している。

「アンフェア・アンド・ラブリー」は、自分たちの文化に誇りを持つよう南アジアの人たちを励まし、肌の色による差別の問題に関心を呼ぶために、既存の「ビンディーを取り戻そう」運動と連結した。「ビンディーを取り戻そう」運動強化週間は3月8日から14日に開催されている。

校正:Takako Nose